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概要(レポートから抜粋)

開発効率を高めた独自の手法「モジュール創薬」により抗がん剤を開発
承認された薬剤はなく、五つの薬剤が研究開発段階にある

◆モジュール創薬により抗がん剤を開発
Delta-FlyPharma (でるたふらいふぁーま、以下、同社)は、「モジュール創薬 」と言う創薬方法で抗がん剤を研究開発している。「モジュール創薬」とは同社の造語だが、既存の薬剤等をモジュール(構成単位)として利用し、創意工夫を加えて、アセンブリ(組立)することで、臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させて新薬を生み出す手法である。外部機関と積極的な連携を図りながら研究開発を進めており、同社は研究開発のマネジメント業務に集中し、具体的な業務は外部の研究開発受託機関や製造受託機関に委託する形となっている。現在は国内外で6機関に 委託している。

今まで 承認された薬剤はなく、同社の事業収益は製薬会社からの 契約一時金、マイルストーン、開発協力金から成る。研究開発途上の薬剤が上市された場合にはロイヤリティが加わる。

◆モジュール創薬の開発手法
新薬開発会社では、一つの医薬品を開発するには、基礎研究から前臨床、臨床試験、申請・承認まで約10年から15年に亘る長い期間と数10億円から数100億円という大規模な資金が必要とされている。また、医薬品開発は承認に至るまでの各段階において、様々な要因により開発中止になるリスクが大きく、製薬会社や創薬ベンチャー企業にとっては、研究開発プロセスの効率化と開発リスク低減が大きな課題となっている。

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