i3 Systems(4495 TSE Growth)
概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・アイキューブドシステムズは、ビジネス用途で様々なモバイル端末を導入している法人に対し、それらの端末等を一元管理するMDMサービス及びEMMサービスを提供している。
◆ 24年6月期第2四半期累計期間決算
・24/6期第2四半期累計期間(以下、上期)は、売上高1,425百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益333百万円(同6.7%増)となった。法人導入数が前年同期比36.9%増となったことが増収を牽引した。製品リリースの増加に伴う減価償却費の増加による売上総利益率が低下したものの、増収効果により増益を確保した。
◆ 24年6月期業績予想
・24/6期業績について、アイキューブドシステムズは、売上高3,002百万円(前期比12.7%増)、営業利益649百万円(同5.0%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、24/6期について売上高3,001百万円(前期比12.6%増)、営業利益648百万円(同4.8%増)と会社計画と同水準の予想を据え置いた。NTTドコモへのOEM提供を中心とした新規顧客の増加により増収率は前期より高くなるものとした。一方、製品リリースに伴う減価償却費等の増加による売上総利益率の低下が、増収に伴う売上高販管費率の改善効果を上回ることから、増益となるものの、売上高営業利益率は前期より低下すると想定した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、25/6期は前期比23.4%増収、26/6期は同20.9%増収となり、売上高営業利益率は26/6期には30.5%まで上昇すると予想した。
・NTTドコモへのOEM提供の本格化で1法人当たり平均月額単価(ARPU)の低下が続くが、導入法人数の増加で年次経常収益(ARR)の増加が続くと想定される。一方、製品開発が進むことで低下が続いている売上総利益率の動向が、今後の利益水準を左右すると考えられる。
・アイキューブドシステムズは、ビジネス用途で様々なモバイル端末を導入している法人に対し、それらの端末等を一元管理するMDMサービス及びEMMサービスを提供している。
◆ 24年6月期第2四半期累計期間決算
・24/6期第2四半期累計期間(以下、上期)は、売上高1,425百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益333百万円(同6.7%増)となった。法人導入数が前年同期比36.9%増となったことが増収を牽引した。製品リリースの増加に伴う減価償却費の増加による売上総利益率が低下したものの、増収効果により増益を確保した。
◆ 24年6月期業績予想
・24/6期業績について、アイキューブドシステムズは、売上高3,002百万円(前期比12.7%増)、営業利益649百万円(同5.0%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、24/6期について売上高3,001百万円(前期比12.6%増)、営業利益648百万円(同4.8%増)と会社計画と同水準の予想を据え置いた。NTTドコモへのOEM提供を中心とした新規顧客の増加により増収率は前期より高くなるものとした。一方、製品リリースに伴う減価償却費等の増加による売上総利益率の低下が、増収に伴う売上高販管費率の改善効果を上回ることから、増益となるものの、売上高営業利益率は前期より低下すると想定した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、25/6期は前期比23.4%増収、26/6期は同20.9%増収となり、売上高営業利益率は26/6期には30.5%まで上昇すると予想した。
・NTTドコモへのOEM提供の本格化で1法人当たり平均月額単価(ARPU)の低下が続くが、導入法人数の増加で年次経常収益(ARR)の増加が続くと想定される。一方、製品開発が進むことで低下が続いている売上総利益率の動向が、今後の利益水準を左右すると考えられる。