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4421 東証スタンダード(情報・通信)

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ディ・アイ・システム

アップデートレポート

(公開日 2021.02.05)

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概要(レポートから抜粋)

◆ 教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIer
・ディ・アイ・システム(以下、同社)は、IT技術者研修等の教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIerである。
・業務用アプリケーション開発、インフラシステム設計構築、運用保守によって構成されるシステムインテグレーション事業が売上高の95%前後を占めている。教育サービス事業は、規模が小さいものの、同社の新卒採用社員や業界未経験者の中途採用社員の採用・育成に大きな役割を果たしており、システムインテグレーション事業の成長を支えている。

◆ 20年9月期決算は11%増収、55%営業減益
・20/9期決算については、前期比11.1%増収、54.9%営業減益であった。売上高は前期比で増加したものの、新型コロナウイルス問題の影響から計画を下回ったため、積極的に増員を図っていた技術者の稼働率が下期に悪化し、大幅減益を余儀なくされた。

◆ 21年9月期の会社計画は15%増収、70%営業増益
・21/9期決算について同社は15.2%増収、70.0%営業増益を見込んでいる。巣ごもり需要やリモートワーク関連の案件の増加や、技術者の稼働率の上昇等により、利益回復を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、20/9期実績や、新型コロナウイルス問題の影響等を踏まえて、システムインテグレーション事業を中心に21/9期の業績予想を見直し、売上高を4,980百万円→4,792百万円、営業利益を230百万円→178百万円に下方修正したが、前期比では11.9%増収、66.8%営業増益と予想した。

◆ 中期予想も減額するものの、21年9月期からの業績回復を予想
・当センターでは、システムインテグレーション事業を中心に、22/9期の予想も引下げたが、増員ペースの鈍化に伴い、技術者の稼働率が改善すると見込まれることから、22/9期は11.9%増収、28.6%営業増益、23/9期は8.6%増収、30.5%営業増益と予想した。

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