概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・プロパティデータバンク(以下、同社)は、顧客が保有する不動産・施設の運用管理支援のための統合資産管理クラウドサービス「@プロパティ」を提供している。ファンド・J-REIT 向けでは高いシェアを占めている。
◆ 20 年 3 月期第 2 四半期累計期間決算
・20/3 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高 896 百万円(前年同期比 31.2%増)、営業利益 108 百万円(同 19.2%増)となった。通期計画に対する進捗率は売上高が 49.0%、営業利益が同 34.7%であった。低利益率のソリューションサービスの増収が目立ち、売上構成比の変化や先行投資的な人員増等による売上総利益率の低下により、売上高営業利益率は前年同期比 1.3%ポイント低下の 12.1%となった。
◆ 20 年 3 月期業績予想
・20/3 期業績について、同社は売上高 1,827 百万円(前期比 13.0%増)、営業利益 311 百万円(同 3.0%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、20/3 期の業績を、売上高 1,794 百万円(前期比 10.9%増)、営業利益 304 百万円(同 0.8%増)に下方修正した。クラウドサービスの登録棟数の積み上がりを慎重に見たことが主な要因である。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、21/3 期以降、年 11%程度の増収が続くものとし、販売費及び一般管理費の増加の抑制により、売上高営業利益率は 22/3 期に18.5%まで上昇していくものと予想した。
・既存の「@プロパティ」は、引き続き、クラウドサービスの対象となる登録棟数の積み上がりに着目している。一方、新規事業として位置づけられるデータサイエンスサービスも、その一環として開始した「 Speed ANSWER」の売上計上も始まっており、その進捗に注目したい。
・プロパティデータバンク(以下、同社)は、顧客が保有する不動産・施設の運用管理支援のための統合資産管理クラウドサービス「@プロパティ」を提供している。ファンド・J-REIT 向けでは高いシェアを占めている。
◆ 20 年 3 月期第 2 四半期累計期間決算
・20/3 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高 896 百万円(前年同期比 31.2%増)、営業利益 108 百万円(同 19.2%増)となった。通期計画に対する進捗率は売上高が 49.0%、営業利益が同 34.7%であった。低利益率のソリューションサービスの増収が目立ち、売上構成比の変化や先行投資的な人員増等による売上総利益率の低下により、売上高営業利益率は前年同期比 1.3%ポイント低下の 12.1%となった。
◆ 20 年 3 月期業績予想
・20/3 期業績について、同社は売上高 1,827 百万円(前期比 13.0%増)、営業利益 311 百万円(同 3.0%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、20/3 期の業績を、売上高 1,794 百万円(前期比 10.9%増)、営業利益 304 百万円(同 0.8%増)に下方修正した。クラウドサービスの登録棟数の積み上がりを慎重に見たことが主な要因である。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、21/3 期以降、年 11%程度の増収が続くものとし、販売費及び一般管理費の増加の抑制により、売上高営業利益率は 22/3 期に18.5%まで上昇していくものと予想した。
・既存の「@プロパティ」は、引き続き、クラウドサービスの対象となる登録棟数の積み上がりに着目している。一方、新規事業として位置づけられるデータサイエンスサービスも、その一環として開始した「 Speed ANSWER」の売上計上も始まっており、その進捗に注目したい。