概要(レポートから抜粋)
サイバーソリューションズは、メールサービス、ビジネスチャット、グループウェアといったビジネスコミュニケーション製品・サービスの企画・販売を行う「コミュニケーションソリューション事業」とメールの無害化、脅威防御、情報漏洩対策などのメールセキュリティ製品・サービスの企画・販売を行う「セキュリティソリューション事業」を行っている。
コミュニケーションソリューション事業は25/4期の売上高の42.7%、セキュリティソリューション事業は57.2%を占めている。コミュニケーションソリューション事業は新規参入が少なく残存者利益を享受できる成熟した領域を対象とし、セキュリティソリューション事業は成長性の高い領域を対象としており、売上高の成長と高い収益性を確保している。
サイバーソリューションズの売上高の大半は、月額利用料を受け取るサブスクリプション形式によるものであり、25/4期のストック売上高比率は95%と高い水準にある。ストック売上高比率が高いことから、事業の安定性も確保できている。
サイバーソリューションズは、エンドユーザーに対し、直接販売と代理店販売という2つの販路でサービスを提供している。25/4期では、直接販売が約2割、代理店販売が約8割を占めた。
<コミュニケーションソリューション事業>
コミュニケーションソリューション事業ではビジネスコミュニケーションに関連する製品・サービスの企画・販売を行っており、主な製品としてはメール、チャット、セカンダリメールサービス・BCP製品、クラウドストレージ、グループウェアがある。製品により料金は異なるが、1アカウント月額100円~300円超という料金で提供している。
高機能・高コストパフォーマンスなクラウドメールサービスCYBERMAIL Σがコミュニケーションソリューション事業の中核製品である。このサービスは、柔軟なメールBOX機能、権限設定、シングルサインオン注などの機能を提供している。その他、BCP対策としてのセカンダリメールEMERGENCYMAILや、ビジネスチャットCYBERCHATを提供している。
<セキュリティソリューション事業>
セキュリティソリューション事業は、メールの無害化、脅威防御、情報漏洩対策、リスクマネジメントといったセキュリティ製品・サービスの企画・開発・販売を行っている。Enterprise Audit(メールアーカイブ・監査・訴訟・コンプライアンス対応)が主要製品の一つである。その他、Cloud Mail SECURITYSUITE(脅威防御・標的型攻撃対策・情報漏洩対策)、MailGates(脅威防御・標的型攻撃対策・情報漏洩対策)、メール無害化のCyberMail-ST、Cybermail-CDRなどの製品を提供している。
<両事業の統合ソリューション>
25年2月にメール、PPAP対策・メールセキュリティ、大容量データ転送、グループウェア、メールセキュリティなど5製品を統合したSecureCommunicationONEの販売を開始した。
大手がメール、チャット、ストレージなどをオールインワンパッケージとして提供するのに対し、サイバーソリューションズは分野ごとに最適な他社製品を選定し、組み合わせて提供する戦略を掲げている。統合ソリューションを提供することにより、顧客は、機能ごとに異なるベンダーと取引する運用管理の煩雑さを解消できるというメリットがある。また、統合サービスを中堅企業でも利用できるよう低価格で提供している(SecureCommunicationONEは標準機能で1アカウント月額500円)。
統合型サービスであるCYBERMAIL ΣやSecureCommunicationONEから生じる収益は、サービスの比率に応じてコミュニケーションソリューション事業とセキュリティソリューション事業に按分されている。
コミュニケーションソリューション事業は25/4期の売上高の42.7%、セキュリティソリューション事業は57.2%を占めている。コミュニケーションソリューション事業は新規参入が少なく残存者利益を享受できる成熟した領域を対象とし、セキュリティソリューション事業は成長性の高い領域を対象としており、売上高の成長と高い収益性を確保している。
サイバーソリューションズの売上高の大半は、月額利用料を受け取るサブスクリプション形式によるものであり、25/4期のストック売上高比率は95%と高い水準にある。ストック売上高比率が高いことから、事業の安定性も確保できている。
サイバーソリューションズは、エンドユーザーに対し、直接販売と代理店販売という2つの販路でサービスを提供している。25/4期では、直接販売が約2割、代理店販売が約8割を占めた。
<コミュニケーションソリューション事業>
コミュニケーションソリューション事業ではビジネスコミュニケーションに関連する製品・サービスの企画・販売を行っており、主な製品としてはメール、チャット、セカンダリメールサービス・BCP製品、クラウドストレージ、グループウェアがある。製品により料金は異なるが、1アカウント月額100円~300円超という料金で提供している。
高機能・高コストパフォーマンスなクラウドメールサービスCYBERMAIL Σがコミュニケーションソリューション事業の中核製品である。このサービスは、柔軟なメールBOX機能、権限設定、シングルサインオン注などの機能を提供している。その他、BCP対策としてのセカンダリメールEMERGENCYMAILや、ビジネスチャットCYBERCHATを提供している。
<セキュリティソリューション事業>
セキュリティソリューション事業は、メールの無害化、脅威防御、情報漏洩対策、リスクマネジメントといったセキュリティ製品・サービスの企画・開発・販売を行っている。Enterprise Audit(メールアーカイブ・監査・訴訟・コンプライアンス対応)が主要製品の一つである。その他、Cloud Mail SECURITYSUITE(脅威防御・標的型攻撃対策・情報漏洩対策)、MailGates(脅威防御・標的型攻撃対策・情報漏洩対策)、メール無害化のCyberMail-ST、Cybermail-CDRなどの製品を提供している。
<両事業の統合ソリューション>
25年2月にメール、PPAP対策・メールセキュリティ、大容量データ転送、グループウェア、メールセキュリティなど5製品を統合したSecureCommunicationONEの販売を開始した。
大手がメール、チャット、ストレージなどをオールインワンパッケージとして提供するのに対し、サイバーソリューションズは分野ごとに最適な他社製品を選定し、組み合わせて提供する戦略を掲げている。統合ソリューションを提供することにより、顧客は、機能ごとに異なるベンダーと取引する運用管理の煩雑さを解消できるというメリットがある。また、統合サービスを中堅企業でも利用できるよう低価格で提供している(SecureCommunicationONEは標準機能で1アカウント月額500円)。
統合型サービスであるCYBERMAIL ΣやSecureCommunicationONEから生じる収益は、サービスの比率に応じてコミュニケーションソリューション事業とセキュリティソリューション事業に按分されている。



