概要(レポートから抜粋)
◆ 証券会社向けシステム開発等を展開する
・トレードワークス(以下、同社)は、証券会社向けシステム開発を中心とする金融ソリューション事業、FX(外国為替証拠金取引)システム事業及びセキュリティ診断事業を展開する独立系情報サービス企業である。
・フロー収入(パッケージ製品販売と請負開発)を中心とした事業構造から、ストック収入(保守・運用収入とSaaS利用料)を中心とした事業構造へと、ビジネスモデルの転換に取り組んでいる。
◆ 20 年 12 月期上期決算は 33%増収ながら、営業損失は拡大した
・20/12 期第 2 四半期累計期間の決算は、前年同期比 32.5%増収、営業損失 85 百万円(前年同期は 79 百万円の損失)であった。フロー収入の積み上げと、ストック収入の回復により、大幅増収となったものの、減価償却費や採用費等の増加により、営業損失は拡大した。
◆ 20 年 12 月期の会社計画は 16%増収、16%営業増益を維持
・新型コロナウイルス問題の影響は現時点では軽微であることや、下期は大型案件の売上計上を予定していることから、同社は 16.3%増収、15.6%営業増益としている 20/12 期計画を据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、金融ソリューション事業の売上高を上方修正したほか、技術者の採用が想定を上回ったことに伴い、派遣人件費を減額する等、20/12 期の業績予想を見直した結果、売上高を 2,301 百万円→2,311 百万円、営業利益を 136 百万円→142 百万円に小幅増額した。
◆ 技術者の採用増と証券市場の好調を受けて中期予想も増額
・当センターでは、21/12 期以降についても、技術者の採用前提を引き上げたことや、証券市場が好調に推移していることを受けて、業績予想を上方修正した。21/12期は17.4%増収、65.4%営業増益、22/12期は7.8%増収、21.3%営業増益を予想している。
・トレードワークス(以下、同社)は、証券会社向けシステム開発を中心とする金融ソリューション事業、FX(外国為替証拠金取引)システム事業及びセキュリティ診断事業を展開する独立系情報サービス企業である。
・フロー収入(パッケージ製品販売と請負開発)を中心とした事業構造から、ストック収入(保守・運用収入とSaaS利用料)を中心とした事業構造へと、ビジネスモデルの転換に取り組んでいる。
◆ 20 年 12 月期上期決算は 33%増収ながら、営業損失は拡大した
・20/12 期第 2 四半期累計期間の決算は、前年同期比 32.5%増収、営業損失 85 百万円(前年同期は 79 百万円の損失)であった。フロー収入の積み上げと、ストック収入の回復により、大幅増収となったものの、減価償却費や採用費等の増加により、営業損失は拡大した。
◆ 20 年 12 月期の会社計画は 16%増収、16%営業増益を維持
・新型コロナウイルス問題の影響は現時点では軽微であることや、下期は大型案件の売上計上を予定していることから、同社は 16.3%増収、15.6%営業増益としている 20/12 期計画を据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、金融ソリューション事業の売上高を上方修正したほか、技術者の採用が想定を上回ったことに伴い、派遣人件費を減額する等、20/12 期の業績予想を見直した結果、売上高を 2,301 百万円→2,311 百万円、営業利益を 136 百万円→142 百万円に小幅増額した。
◆ 技術者の採用増と証券市場の好調を受けて中期予想も増額
・当センターでは、21/12 期以降についても、技術者の採用前提を引き上げたことや、証券市場が好調に推移していることを受けて、業績予想を上方修正した。21/12期は17.4%増収、65.4%営業増益、22/12期は7.8%増収、21.3%営業増益を予想している。