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3550 東証グロース(小売業)

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スタジオアタオ

アップデートレポート

(公開日 2018.11.02)

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概要(レポートから抜粋)

オリジナルブランドの婦人用バッグ、財布等を店舗及びインターネットで販売
インターネット販売、店舗販売ともに好調に推移し、19年2月期も増収増益見通し

◆事業内容
・スタジオアタオ(以下、同社)は、オリジナルの婦人用バッグ、財布等の企画・販売を行っている。同社のブランドは「ATAO(アタオ)」、「IANNE(イアンヌ)」、「Roberta di Camerino(ロベルタディカメリーノ)」、「ILEMER(イルメール)」の4つで、直営店舗での販売及びインターネットを通じた販売をしている。18年8月末現在、神戸、東京、横浜などに11店の直営店舗を保有している。

◆ 19年2月期上期決算の概要
・19/2期第2四半期累計期間(以下、上期)の売上高は前年同期比26.0%増の2,297百万円、営業利益は同39.8%増の554百万円であった。店舗販売、インターネット販売ともに順調に伸び、大幅増益につながった。
・同社は上期の業績予想は公表していないが、期初に公表した通期計画に対する進捗率は、売上高で59.7%、営業利益で92.5%である。

◆ 19年2月期の業績予想
・19/2期の会社計画は期初予想を据え置き、売上高が前期比11.9%増の3,850百万円、営業利益が同8.6%増の600百万円である。上期の利益進捗率は高いものの、同社はプロモーション費用の増加等を考慮して現時点では 業績予想を変更していない。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、上期実績及び足元の順調な販売動向を考慮し、前回予想を増額修正した。

◆事業戦略と中期業績見通し
・同社は成長戦略として、既存ブランドの売上拡大やキャラクタービジネスの展開などを掲げている。店舗網拡大のために継続的な人材獲得を進めているが、上場による知名度向上が寄与し、順調な進捗となっている。
・当センターでは、同社の国内での出店余地があることに加え、インターネット販売の拡大余地も大きいと考えており、当面増収増益基調が続くと予想する。

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