概要(レポートから抜粋)
「LOWYA(ロウヤ)」を主力ブランドに家具・インテリア分野のECを展開する企業
19年3 月期は「L OWYA」の直営サイト経由販売強化による業績回復に期待
◆会社概要
・ベガコーポレーション(以下 、同社)は、家具・インテリア分野でECを展開している。自社企画の商品を海外の協力工場で製造し、日本に輸入してユーザーに供給するビジネスモデルを有するのが特徴である。主力の店舗ブランドは「LOWYA(ロウヤ)」である。また、越境ECプラットフォームの運営も手掛けている。
◆18年3月期決算
・18/3期決算は、売上高12,977百万円(前期比18.4%増)、営業利益561百万円(同32.2%減)であった。期初の会社計画に対する達成率は、売上高が94.7%、営業利益が59.1%と利益の不振が目立った。ショッピングモールでの競争激化等により上期に業績が悪化したのが響いた。「LOWYA」の旗艦店(直営サイト)経由の販売を増やすよう戦略を転換し、一定の効果が出始めたが、上期の業績悪化分を取り戻しきれなかった。
◆19年3月期業績予想
・19/3期業績について、同社は売上高15,800百万円(前期比21.8%増)、営業利益730百万円(同29.9%増) を予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/3期の業績予想を、売上高15,980百万円(前期比23.1%増、前回15,998百万円) 、営業利益745百万円(同32.8%増、602百万円) とし、利益を上方修正した。「LOWYA」ブランドへの経営資源の集中及び旗艦店強化の戦略による収益力強化の効果が出ると予想する。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/3期以降、年17%~20%の増収が続き、売上高営業利益率は21/3期に5.6%まで 回復すると予想している。注目点は、「LOWYA」旗艦店経由の販売強化への戦略転換による業績貢献の度合いである。19/3期第1四半期には店舗へのアクセス増により欠品が生じ、販売機会ロスが生じたが、こうした 課題への対応にも留意しておきたい
19年3 月期は「L OWYA」の直営サイト経由販売強化による業績回復に期待
◆会社概要
・ベガコーポレーション(以下 、同社)は、家具・インテリア分野でECを展開している。自社企画の商品を海外の協力工場で製造し、日本に輸入してユーザーに供給するビジネスモデルを有するのが特徴である。主力の店舗ブランドは「LOWYA(ロウヤ)」である。また、越境ECプラットフォームの運営も手掛けている。
◆18年3月期決算
・18/3期決算は、売上高12,977百万円(前期比18.4%増)、営業利益561百万円(同32.2%減)であった。期初の会社計画に対する達成率は、売上高が94.7%、営業利益が59.1%と利益の不振が目立った。ショッピングモールでの競争激化等により上期に業績が悪化したのが響いた。「LOWYA」の旗艦店(直営サイト)経由の販売を増やすよう戦略を転換し、一定の効果が出始めたが、上期の業績悪化分を取り戻しきれなかった。
◆19年3月期業績予想
・19/3期業績について、同社は売上高15,800百万円(前期比21.8%増)、営業利益730百万円(同29.9%増) を予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/3期の業績予想を、売上高15,980百万円(前期比23.1%増、前回15,998百万円) 、営業利益745百万円(同32.8%増、602百万円) とし、利益を上方修正した。「LOWYA」ブランドへの経営資源の集中及び旗艦店強化の戦略による収益力強化の効果が出ると予想する。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/3期以降、年17%~20%の増収が続き、売上高営業利益率は21/3期に5.6%まで 回復すると予想している。注目点は、「LOWYA」旗艦店経由の販売強化への戦略転換による業績貢献の度合いである。19/3期第1四半期には店舗へのアクセス増により欠品が生じ、販売機会ロスが生じたが、こうした 課題への対応にも留意しておきたい