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概要(レポートから抜粋)

◆X線ナノ集光ミラーとバイオ関連機器の製造販売
ジェイテックコーポレーション(以下、同社)のセグメントはオプティカル事業とライフサイエンス・機器開発事業に分かれる。同社は前者を現在の収益の柱、後者を将来の成長ドライバーと位置づけている。

オプティカル事業では、兵庫県にある大型放射光施設「SPring-8」、X線自由電子レーザー施設「SACLA」などで使われるX線ナノ集光ミラーの製造販売を主力としている。放射光施設を利用すると大学の研究室などにある検査装置が発するX線よりも物質の種類や構造、性質を詳しく分析できるため、近年は基礎科学研究分野だけでなく、医学利用、医薬品設計、材料評価など産業利用ニーズも高まり、施設の 利用者が年々増加している。

ライフサイエンス事業ではiPS細胞などの自動細胞培養装置をはじめバイオ関連を中心に各種細胞培養装置の開発・製造・販売を手掛けている(製造は外部の協力会社に委託している)。顧客は大学や 製薬会社、再生医療ベンチャーといった先であり、現在のところ国内向けが中心である。またかつては顧客ごとのニーズに対応した高価なカスタムメイドで展開していたが、iPSポータル社とiPS細胞専用の自動細胞培養装置の開発に成功し、17年4月から 量産汎用タイプを本格的に市場投入した。

機器開発事業では、バイオ・医薬品にとどまらず半導体関連、化学、機械加工、印刷など幅広い分野の自動化装置・システムの委託開発、製造・販売を行っている。

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