概要(レポートから抜粋)
栄養士によるカウンセリングを特徴とするカタログ主体の健康食宅配会社
20年3月期に予定されている新工場の稼働が当面の焦点
◆会社概要
・ファンデリー(以下 、同社)の中核事業は、医療機関等で配布されるカタログからの注文を主体に健康食の宅配を行うMFD(Medical FoodDelivery)事業である。紹介ネットワーク(医療機関等のカタログの配布場所)の構築のほか、栄養士によるカウンセリングをセットにした、高収益のビジネスモデルを特徴としている。
◆18年3月期決算
・18/3期決算は、売上高3,306百万円(前期比2.5%増)、営業利益649百万円(同6.8%増)で、期初会社計画に対する 達成率は、売上高が90.8%、営業利益が95.3%に留まった。主力のMFD事業で、従来の主力の内科ルート以外の紹介ネットワークの開拓は進んだが、受注が想定ほど伸びず、1会員当たり受注件数と1会員当たり売上高の低下を招いた。
◆19年3月期業績予想
・19/3期業績について、同社は売上高3,650百万円(前期比10.4%増)、営業利益705百万円(同8.6%増) と計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/3期の業績を、売上高3,674百万円(同11.1%増)、営業利益724百万円(同11.6%増)と予想した。増加ペースは前回より緩やかにしたが、会員数の増加が増収を牽引するという見方は変えていない。販管費増加の影響を売上総利益率改善効果で吸収し、売上高営業利益率はほぼ前期並みと予想した。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/3期後半から新工場が稼働することを前提に、年18~20%の増収 が続き、減価償却費の増加等はあるものの、売上高営業利益率は21/3期まで19%台で推移するものと予想した。
・当面は、新工場が予定通りに稼働するかに焦点が当たることになろう。また、新工場建設の背景にある中長期の戦略転換が意図した通りの効果を生むかに注目する。
20年3月期に予定されている新工場の稼働が当面の焦点
◆会社概要
・ファンデリー(以下 、同社)の中核事業は、医療機関等で配布されるカタログからの注文を主体に健康食の宅配を行うMFD(Medical FoodDelivery)事業である。紹介ネットワーク(医療機関等のカタログの配布場所)の構築のほか、栄養士によるカウンセリングをセットにした、高収益のビジネスモデルを特徴としている。
◆18年3月期決算
・18/3期決算は、売上高3,306百万円(前期比2.5%増)、営業利益649百万円(同6.8%増)で、期初会社計画に対する 達成率は、売上高が90.8%、営業利益が95.3%に留まった。主力のMFD事業で、従来の主力の内科ルート以外の紹介ネットワークの開拓は進んだが、受注が想定ほど伸びず、1会員当たり受注件数と1会員当たり売上高の低下を招いた。
◆19年3月期業績予想
・19/3期業績について、同社は売上高3,650百万円(前期比10.4%増)、営業利益705百万円(同8.6%増) と計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/3期の業績を、売上高3,674百万円(同11.1%増)、営業利益724百万円(同11.6%増)と予想した。増加ペースは前回より緩やかにしたが、会員数の増加が増収を牽引するという見方は変えていない。販管費増加の影響を売上総利益率改善効果で吸収し、売上高営業利益率はほぼ前期並みと予想した。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/3期後半から新工場が稼働することを前提に、年18~20%の増収 が続き、減価償却費の増加等はあるものの、売上高営業利益率は21/3期まで19%台で推移するものと予想した。
・当面は、新工場が予定通りに稼働するかに焦点が当たることになろう。また、新工場建設の背景にある中長期の戦略転換が意図した通りの効果を生むかに注目する。