9563 東証グロース(サービス業)
Atlas Technologies
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
Fintech領域のコンサルティングとプロジェクト実行支援を提供
Atlas Technologies(以下、同社)は、独立系のFintechコンサルティング会社として、プロジェクトマネジメントに特化して、クライアントの戦略立案(コンサルティング)から実行支援までを一気通貫で提供している。
具体的には、戦略策定・事業企画等の上流フェーズの「コンサルティング」から、その後のシステムや業務プロセスの開発・構築段階におけるクライアントの課題解決に向けて、「要件定義・外部設計」、「テスト計画・運用設計・各種テスト」、「研修・トレーニング」、「PMO(Project Management Office)」等の各種支援サービスの提供、サービスイン後のシステム運用・保守、業務運用等のBPOサービスの提供を行っている。
コンサルティングサービスにおいては、独立系であることの中立性とFintech領域で蓄積した知見を活かし、同社のコンサルタントが、事業の上流フェーズからクライアントと共創しながら戦略を立案している。
多くの企業では社内のリソースや知見等が不足しており、自社単独でのFintech事業の立上げ・運営は難易度が高くなっている。
同社は、各業界のリーディングカンパニーとの先進的なプロジェクトを通じて培った経験等も活用して、高付加価値なサービスを提供すると共に、グローバルレベルの専門知識とローカルレベルの知見を組合せ、国内案件のみならずクロスボーダー案件にも柔軟に対応している。
クロスボーダー案件においては、国内クライアント企業の海外企業とのプロジェクトのみならず、海外クライアントの日本国内におけるプロジェクトも支援している。
支援例としては、日本企業では、総合商社に対するグローバル決済市場への参入に向けた事業計画の策定支援等、海外企業では、シンガポールの大手決済代行会社に対する日本市場への参入に向けた戦略立案の支援等が挙げられる。
クロスボーダー案件のプロジェクト関連国としては、米国、英国、ドイツ、中国、インド、豪州、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシアの10カ国が挙げられる。
プロジェクト実行支援においては、同社のコンサルタントとシステムインテグレーター(以下、SIer)等のビジネスパートナー(外注先)のエンジニアがチームを組成し、クライアントの現場で共に課題解決を推進している。
プロジェクトに最適なシステムや業務プロセスを構築するためのパートナー選定等を支援するほか、クライアントの既存システム・業務運用とも効率的な統合を実現することで、プロジェクト全体を通した全体最適の実現に取り組んでいる。
主要なビジネスパートナーとしては、日立システムズ、リンクレア(東京都港区)、インテリジェント ウェイブ(4847東証プライム)、シイエヌエス(4076東証グロース)、富士ソフト(9749東証プライム)等が挙げられる。
(2022年11月8日時点)