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9560 東証グロース(サービス業)

プログリット

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

短期集中で成果を出す英語コーチングサービス「プログリット」を展開

プログリット(以下、同社)は、英語コーチングサービス「プログリット(PROGRIT)」を提供している。人の力とテクノロジーの力を融合させて英語学習に革新を起こすことを事業コンセプトとし、応用言語学や第二言語習得理論の知見を活かした科学的英語学習の方法を磨き上げてきた。

また、「プログリット」から派生させる形で、リスニング力向上に効果的とされるシャドーイング注を用いたトレーニングサービス「シャドテン」も提供している。

同社の事業は、英語コーチング事業の単一セグメントだが、売上高は英語コーチングサービスとサブスクリプション型英語学習サービスの2つに分類される。

21/8期こそ減収となったものの、売上高の中心は英語コーチングサービスである。一方、サブスクリプション型英語学習サービスは文字通りサブスクリプション型のサービスであるため、ユーザー数が積み上がっていくことにより、着実に売上高を増やし、売上構成比の上昇が続いている。

英語の習得が目的の場合、英語学校や英会話学校は、英語または英会話そのものを指導する。それに対し、英語コーチングは、英語の学び方を指導することに大きな特徴がある。

「プログリット」では、受講生ごとに専任のコンサルタントがつき、伴走する形で受講生の英語学習をサポートする。受講生は、コンサルタントが作成したオーダーメイドのカリキュラムに沿って1日2~3時間の自学自習を行う。日々の学習管理は自社開発のアプリを通じて行われ、比較的短期間に集中的に英語学習を行うことで、目に見える形での英語力の向上を実現する。

通常の英語学校に比べ、1日当たりの学習時間は「プログリット」の方がはるかに長い。その学習時間の捻出のために、コンサルタントは受講生の生活習慣の見直しを提案し、学習の継続のために日々のモチベーションマネジメントも行っていく。

毎週1回面談を実施し、学習の効果を上げるために必要な問題解決セッションを行う。面談はコンサルタントが所属する校舎での対面か、オンラインかを選択することができるが、新型コロナウイルス禍を経て、現在は70%がオンラインでの面談となっている。なお、22年7月末時点で、関東7校舎、関西1校舎、東海1校舎が稼働している。

「プログリット」は現在、「ビジネス英会話」、「TOEIC L&R TESTコース」、「初級者コース」、「TOEFL iBT TEST/IELTSコース」の4つのコースを提供している。受講期間に応じた料金は、入会金を除いた1カ月当たりの料金は17万円台~19万円台である。なお、期間別に見ると最も多いのは3カ月のコースである。

受講生は22年7月末時点で累計13,000名を超えている。その大半は個人だが、最近は法人顧客も増えてきており、22年7月末時点で198社の法人にサービスを提供している。

(2022年10月4日時点)

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