9554 東証グロース(サービス業)
AViC
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
クライアント企業の広告運用代行を行うインターネット広告事業が主力
AViC(以下、同社)は、「マーケティングで人・企業・社会をより良くする」をミッションとし、クライアント企業の効率的なマーケティング活動を実現するためのデジタルマーケティングサービスを提供している。
同社は、インターネット広告サービス、SEOコンサルティングサービスを提供しており、21/9期の売上構成比は、インターネット広告サービスが74.8%、SEOコンサルティングサービスが25.2%となっている。
同社の前身は13年7月にBuySell Technologies(7685東証グロース)代表取締役社長である岩田匡平氏の配偶者が設立した風外堂で、14年4月に岩田氏が風外堂の株式を取得してマーケティングコンサルティング業を事業内容とするOWLに社名変更した。
18年3月に岩田氏の知人で起業を志していた市原創吾氏を割当先とする第三者割当増資を行い、市原氏が筆頭株主となり現社名に変更して事業内容をデジタルマーケティング事業とした。同時に岩田氏は退任して市原氏が代表取締役社長に就任している。22年5月時点の市原氏の実質所有割合は48.3%、岩田氏は30.5%である。
同社がインターネット広告サービスとして提供するのは、検索連動型広告(リスティング広告)、ディスプレイ広告、インフィード広告などの運用型広告である。
同社は、メディア運営会社から広告枠を仕入れ、クライアント(広告主)にコンサルティングを行ったうえで広告枠を販売し、対価として媒体費とコンサルティングに係る手数料を得ている。また、同社はコンサルティングのみを行い、クライアント企業自身が広告枠を仕入れる場合もあり、その際にはコンサルティングに係る手数料のみが発生する。
(2022年7月5日時点)