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9227 東証グロース(サービス業)

マイクロ波化学

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

マイクロ波プロセスを化学品の製造プロセスに応用する事業を展開

マイクロ波化学(以下、同社)は、化学品メーカーに対して、顧客課題に応じたマイクロ波プロセスに関する研究開発からエンジニアリング・製造支援までワンストップで提供するマイクロ波化学関連事業を展開している。

伝統的なモノづくりの方法においては、エネルギー伝達手段として、伝熱プロセスが用いられている。ガス、熱媒、蒸気といった熱エネルギーを空間のある場所から対象物質に移動させることによって、反応を起こそうとするプロセスである。

伝熱プロセスでは、エネルギー伝達が外部からの間接的なものとなり、全体を加熱するためにエネルギーロスが生じる。また、大規模生産をしようとすると、対象物質へのエネルギー伝達が不均一になるため、収率低下、品質劣化が生じる。

一方、マイクロ波プロセスでは、エネルギー伝達の方法が全く異なる。マイクロ波は波長約1mmから1mの電界と磁界が直行した電磁波である。

マイクロ波は、特定の物質に内部から直接かつ選択的にエネルギーを伝達することができるため、媒介を介したエネルギー伝達が不要になり、必要最小限のエネルギーしか要さない。また、目的とする物質のみが共鳴する周波数のマイクロ波を照射することで、均一にエネルギーを伝達できるため、ムダ・ムラを排除し高収率・高品質を達成することができる。

マイクロ波の化学への適用は、1980年代の電子レンジの改造ラボ装置からスタートした。現在に至るまで、有機合成を始めとした各種の化学反応において、反応時間短縮、高収率、素材の性能向上などの効果がラボスケールで報告されてきた。

しかし、2000年代に入っても化学プロセスとして大型産業化された事例はなく、「化学反応においては、マイクロ波を制御することが困難であり、産業利用は不可能」という見解が化学業界の常識となっていた。

同社は、14年に大阪にて、世界初の大規模マイクロ波化学工場である「M3K」を完成させ、消防法等の各種法令にも対応し、新聞用インキ原料である脂肪酸ブチルエステルの商業出荷を開始した。

(2022年6月28日時点)

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