9160 東証スタンダード(サービス業)
ノバレーゼ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
貸し切りの会場でオーダーメイドの挙式・披露宴を行うブライダル事業が主力
ノバレーゼは、貸し切りの挙式・披露宴会場(ゲストハウス)でオーダーメイド型の挙式・披露宴「ゲストハウス・ウェディング」を提供するブライダル事業、和食店やイタリア料理店を展開するレストラン特化型事業を行っている。
ノバレーゼの前身は、00年11月に設立したワーカホリック(02年12月にノバレーゼに社名変更、以下、旧ノバレーゼ)である。
旧ノバレーゼは06年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、10年12月に市場第一部に市場変更したが、ファンド運用会社であるポラリス・キャピタル・グループが設立したNAPホールディングスによる公開買付けに応じて子会社となり、16年11月に上場廃止となった。NAPホールディングスは、17年6月に旧ノバレーゼを消滅会社とする合併を行い、同時にNAPホールディングスからノバレーゼに社名変更した。
非上場化は、当時の代表取締役かつ筆頭株主が経営の第一線から退く際に、自らが保有する株式の売却を検討したが、業績が低迷するなかでの代表及び株主の交代は社内外の混乱や株価の低迷につながると懸念したことが理由である。
非上場化したうえで経営体制を刷新して経営改革を図った結果、業績回復を実現して安定的な経営を行う環境が整った。今後の継続的な成長に向けて資金調達や人材の確保を容易にするため再上場した。
ノバレーゼの連結子会社は、婚礼ギフトを販売するタイムレス、婚礼写真アルバムの制作を行うMARRY MARBLE、婚礼装花の制作を行う花乃店千樹園、レストランを運営するブロスダイニング、パーティドレスのレンタルを行うアンドユー、広告代理店のDo、旅行代理店のLURRA、米国ハワイ州で写真撮影や旅行業務を行うISLAND LABEL HAWAII、KAILA TOURSの9社である。その他に持分法適用会社が2社ある。
セグメントはブライダル事業とレストラン特化型事業に区分しており、ブライダル事業が22/12期売上収益(調整額控除後)の96.3%占めている。
(2023年7月4日時点)