7133 東証グロース(小売業)
HYUGA PRIMARY CARE
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
門前型薬局とは似て非なる在宅訪問薬局「きらり薬局」運営が主力
HYUGA PRIMARY CARE(以下、同社)は、在宅訪問薬局「きらり薬局」の運営を中心に事業を展開している。
調剤薬局には、医療機関の近隣に店舗を構えて通院可能な患者を対象にする門前型薬局と、通院困難な在宅患者のもとに薬剤師が訪問する在宅訪問薬局がある。
医師の処方箋をもとに薬を提供する点は共通しているものの、サービスの対象やビジネスに必要な要件に大きな違いがあり、似て非なる業態である。
在宅医療にシフトしていく社会の流れから、在宅訪問薬局に対する需要が高まる公算が大きいものの、様々な参入障壁が存在し、在宅訪問薬局を主体に展開してきた企業がほとんどないのが実情である。
同社は08年に訪問調剤サービスを開始して以降、在宅訪問薬局を主体に成長してきた稀有な存在である。その過程で、15年にはエムスリー(2413東証一部)及びその子会社と資本業務提携を締結した。
同社は直営店の「きらり薬局」の出店で成長してきたが、蓄積してきた在宅訪問薬局の運営ノウハウを提供することで他の調剤薬局を支援するきらりプライム事業を19年に開始し、在宅訪問薬局市場での面展開を加速している。
(2021年12月24日時点)