6522 東証グロース(電気機器)
アスタリスク
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
「モノ認識」と「モバイル」を軸に独自の自動認識技術を基に製品を展開
アスタリスク(以下、同社)グループは、同社並びに新製品の研究・開発を主に行う中国大連市にある大連明日星科技と米国と欧州の各販売子会社の計4社で構成されている。
同社グループは「モノ認識」と「モバイル」を軸とした事業展開を行っており、独自の自動認識技術の研究開発を行い、画像認識技術やバーコードリーダー、RFIDリーダーなどから、基幹システムや業務アプリケーションの運用まで一気通貫で、主力製品であるAsReaderシリーズとソリューションパッケージを提供している。
同社が特に注力しているRFIDには、①非接触通信(電波の届くところであれば遠くのRFタグを読み取ることが可能)、②一括読み取り(電波の届く範囲のRFタグを一括して読み取ることが可能)、③透過性(電波が箱などの中まで届くため、箱などを開けなくても中のものを読み取ることが可能)といった特徴があり、多くの業界で採用される可能性の高い技術である。
同社グループはAsReaderシリーズの開発・販売を行うAsReader事業を主力事業とし、この他にAsReaderシリーズを活用するためのシステム開発をメインとするシステムインテグレーション事業(以下、SI事業)を行っている。
20/8期の売上構成比はAsReader事業が76.8%、SI事業が23.2%、調整額控除前のセグメント利益の構成比はAsReader事業が69.6%、SI事業が30.4%となっている。
(2021年10月1日時点)