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5244 東証グロース(情報・通信)

jig.jp

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

一般ユーザー向けのライブ配信アプリ「ふわっち」を運営するライブ配信事業が主力

jig.jpグループは、jig.jpと連結子会社であるA Inc.、B Inc.、C Inc.(24年12月1日付で子会社化したブライトテーブルが社名変更)の4社で構成されている。「利用者に最も近いソフトウェアを提供し、より豊かな社会を実現する」を企業理念とし、一般消費者向けのライブ配信事業や自治体向けのオープンデータ注1プラットフォーム事業などを行っている。

jig.jpの事業セグメントは、一般消費者向け関連と自治体向け・企業向け関連に分類されている。一般消費者向け関連にはA Inc.による主力のライブ配信事業と同社によるブラウザ事業及びC Inc.による事業(24年12月から加わった飲食店予約代行サービス、現時点で事業名は不明)が含まれる。自治体向け・企業向け関連には、B Inc.が行うプログラミング専用こどもパソコンを提供するこどもパソコン事業と自治体向けのオープンデータプラットフォーム事業が含まれている。

24/3期の事業別の売上構成比は、ライブ配信事業が99.6%、その他事業が0.4%と、大部分をライブ配信事業が占めている。

「You Tube」や「ニコニコ動画」といった動画配信サービスの認知が進んだことを受け、一般ユーザーによるライブ配信サービスに商機があると判断して誰でも簡単にライブの配信、視聴ができるライブ配信サービス「ふわっち」を開発し、15年9月に提供を開始した(スマートフォン向けのサービス名は「ふわっち」、パソコン向けは「whowatch.tv」)。

スマートフォンでの利用の場合、トップ画面を開くとオススメ、人気、男子、女子、雑談、音楽、趣味など様々なカテゴリが表示され、各カテゴリにはオススメの配信ユーザーが下段に表示されている。興味のある配信ユーザーを選択してクリックすると動画配信が始まり、視聴ユーザーが画面の操作でコメントを投稿することやアイテムを使用してライブ画面を盛り上げることができる仕組みとなっている。

(2024年12月6日時点)

沿革(レポートから抜粋)

jig.jpの代表取締役である福野泰介氏は、01年3月にモバイルアプリケーションの開発を行うユーエヌアイ研究所を設立し、03年5月に同社を設立した。

福野氏は福井工業高等専門学校在学中から様々なプログラミングに取り組んでおり、「便利なツールを開発して人類の進化に貢献したい」との想いで創業した。

社名のjig (ジグ)は、アイルランドのテンポの速い軽快な舞曲に由来しており、便利で軽快なアプリケーションを日本から世界に広めたいとの思いが込められている。

14年4月にプログラミング専用こどもパソコン「IchigoJam」、同年6月に行政向けオープンデータ化支援サービス「オープンデータプラットフォーム」、15年9月にライブ配信アプリ「ふわっち」の提供を開始した。

22年12月に東京証券取引所グロース市場に上場した。

(2024年3月1日時点)

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