5070 東証グロース(建設業)
ドラフト
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事業内容(レポートから抜粋)
デザインを基軸にオフィスや商業施設等の空間開発を行う企業
ドラフト(以下、同社)は、オフィスや商業施設等の空間開発を手掛ける企業である。最大の特徴である高いデザイン性をもって、企業のブランディングに資するオフィスや、そこで働くワーカーの満足度の高いオフィスに仕立てることを得意とする。
その根底には、単なるコストとして認識されていたオフィスを、経営者が抱える経営課題を解決するためのオフィスとして再定義するというコンセプトが存在している。
こうしたコンセプトに基づくデザインは高い評価を受けており、若い人材の採用に積極的な新興企業のオフィスに多く採用され、実績を積んできた。
また、アワードの受賞や、国内外のメディアでの掲載も多く、デザイン業界における同社の知名度は高い。
その結果、現在はオフィスだけでなく、商業施設や、エントランスやロビー等のビル共用部を対象とする環境設計、街区全体を対象とする都市開発の領域でのデザイン・施工も手掛けるようになっている。
さらに、サンフロンティア不動産(8934東証一部)が手掛ける不動産再生案件で協業することが増え、19/3期の売上の15.2%を占めるに至っている。
また、同社のデザインに調和し、オフィスでの新しい働き方に対応した「201°」というブランドのオリジナルオフィス家具の企画・販売も行っている。
同社は、企画・設計・施工事業の単一セグメントだが、サービスの対象領域別に、オフィス、商業施設、都市開発・環境設計・その他の3領域に分類される。オフィスが売上高の7割程度を占めるが、都市開発・環境設計・その他の売上構成比が上昇してきている。
(2020年3月19日時点)