4440 東証スタンダード(情報・通信)
ヴィッツ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
自動車や産業機械を制御する組込ソフトウェア開発を開発
ヴィッツ(以下、同社)グループは、同社、及び連結子会社(アトリエ、ヴィッツ沖縄)の3社で構成されている。同社の事業は組込システム事業、システムズエンジニアリング事業、機能安全開発事業、その他の4つに分かれている。
アトリエは13年2月に同社の社長個人の出資により設立され、同年4月に同社が資本参加し同社の子会社となった。現在のアトリエの出資比率は同社が74.8%、他株主はアトリエの役員2名である。
アトリエは同社グループのシンクタンク的存在である。産業技術総合研究所で規格策定や調査を担当していた技術員が中心となり運営されている。ソフトウェアの数多い新規格の調査を行い、ソフトウェアの新規格への対応状況に関する調査結果を提供している。
ヴィッツ沖縄は16年10月に同社が設立した完全子会社である。組込ソフトウェアの評価及び開発支援を行っている。多数の技術者を必要とするソフトウェアの評価等に対し若年技術者を活用することで、コストの削減に寄与している。
同社の事業基盤であり、売上高の過半を占めている組込システム事業では、産業機械メーカー、自動車メーカー及び関連企業向けに組込ソフトウェアを開発している。
産業機械や自動車などには、マイクロコンピュータと呼ばれる小型のコンピュータが搭載されている。コンピュータを含む機器類とコンピュータを動作させるソフトウェアを合わせたものが組込システムで、ソフトウェアが組込ソフトウェアである。
(2019年4月12日時点)