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4421 東証スタンダード(情報・通信)

ディ・アイ・システム

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

IT技術者研修等の教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIer

ディ・アイ・システム(以下、同社)は、IT技術者研修等の教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIerである。

セグメント別売上高が開示されている16/9期以降を見ると、システムインテグレーション事業と教育サービス事業の売上高構成比(外部顧客ベース)は、92~96%:4~8%で推移しており、97年の創業時からの事業であるシステムインテグレーション事業を収益の柱としている。

なお、同社のセグメント利益は売上総利益ベースであり、セグメント別に配賦された販売費及び一般管理費(以下、販管費)が控除されてない点に注意が必要である。

また、決算短信に記載されている教育サービス事業のセグメント利益は、セグメント間の取引が消去されていない。決算説明資料に記載されている同事業のセグメント利益はセグメント間取引消去後であり、証券リサーチセンターでは、両方の数値を併記した。

同社は、21年9月30日を企業結合日として、Web及びオープン系のシステム開発における受託業務と人材派遣を展開するステップコムを完全子会社化した。システムインテグレーション事業における開発体制の強化や、顧客企業の多様化を図ることを目的としている。

システムインテグレーション事業については、同社が中心となって事業を運営しているが、一部の業務を連結子会社であるアスリーブレインズに委託している。

システムインテグレーション事業では、エンドユーザー、エンドユーザーの情報システム子会社、通信事業者、同業のSIerに対して、IT通信業、金融業、流通業、医療、官公庁等の幅広い業種・分野に対応した業務用アプリケーションの設計開発業務、インフラシステムの設計構築業務、業務用アプリケーション・インフラシステムの運用保守業務を中心に提供している。

(2022年1月14日時点)

沿革(レポートから抜粋)

同社は、ソフトウェア開発を目的に、東京都中央区に有限会社ディ・アイ・システムとして現取締役会長の長田光博氏によって97年に設立された(99年に株式会社化された)。

長田会長は80年からソフトウェア会社で営業等の業務を経た後、取締役として経営の経験を積み、同社を創業した。

創業当初は、システム開発の案件が少なかったため、顧客の受発注の代行業務や、派遣形態でネットワークの運用・管理・監視業務等を手掛けて経営を軌道に乗せて行った。

同社、03年に顧客からの要望を受け、教育サービス事業に進出した。13年にはアスリーブレインズを子会社化し、教育サービス事業の基盤を確立した。

同社は、設立5年後の02年に顧客の要望を受け、大阪支店(現大阪事業所)を開設した。13年には将来を見据えて名古屋支店を開設した。

19/9期末における同社単体の拠点別従業員数は、東京本社273名、大阪事業所139名、名古屋支店36名となっている。

19年10月には、働き方改革や新規採用の強化を目的に、横浜サテライトオフィスを新設した。

18年10月、同社は東京証券取引所ジャスダック(スタンダード)市場に上場した。

(2020年7月27日時点)

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