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4199 東証グロース(情報・通信)

ワンダープラネット

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

海外売上高比率が高いスマートフォン向けゲーム開発会社

ワンダープラネット(以下、同社)は、スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営・販売等を展開しており、AppleやGoogleが運営するプラットフォーム等を通じてユーザーにゲームを提供している。

ゲームタイトルの種類別では、「自社開発タイトル(オリジナル)」に分類されるオリジナル作品の自社開発・国内外での運営に加え、「自社開発タイトル(IP)」に分類される他社のIP注1を使用した作品の自社開発・国内外での運営や、「他社開発タイトル(海外)」として他社が開発して国内で提供している作品の海外向けの開発・運営を手掛けている。

同社が提供するタイトルは、ユーザーが無料でダウンロードして楽しむことができ、アプリ・ゲーム内での一部アイテムの獲得や機能拡張の際に課金するフリーミアムモデルを採用している。

自社開発タイトル(オリジナル)は、企画、開発、運営の全てを自社で一貫して行うため、コストの多くを同社が負担する必要があるものの、ヒットした場合は利益貢献が大きくなる特徴がある。

代表的な運営タイトルとしては、ユナイテッド(2497東証マザーズ)との共同事業である「クラッシュフィーバー」(15年7月リリース、世界合計1,200万ダウンロード)が挙げられる。

自社開発タイトル(IP)は、当該IPのファンのうち、一定数をタイトルのユーザーとして獲得できる可能性があるため、収益配分の割合がオリジナルタイトルに比べ低くなるものの、費用負担が抑えられリスクが低減できる特徴がある。

代表的な運営タイトルとしては、「週刊少年ジャンプ」の歴代キャラクターが多数登場する「ジャンプチ ヒーローズ」(18年3月リリース、世界合計1,100万ダウンロード)が挙げられる。同タイトルでは、Zホールディングス(4689東証一部)傘下のLINEと業務提携契約を結んでいる。

(2021年6月11日時点)

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