3133 東証グロース(小売業)
海帆
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事業内容(レポートから抜粋)
飲食事業と鮮魚等の卸売事業を手掛ける、主力の飲食事業では東海地区を中心に居酒屋など多業態を展開
海帆(かいはん、以下、同社)は、「幸せな食文化の創造」という社是のもと、飲食を通じて地域の活性化を図ること、新しい食文化を醸成することを目指して事業展開している。同社グループの事業は飲食事業と連結子会社である魚帆(うおはん)が手掛けるその他の事業(鮮魚等の卸売)である。
19/3期第2四半期累計期間(以下、上期)では、飲食事業が売上高の98.8%、その他事業が1.2%を占めている。
飲食事業では「なつかし処昭和食堂」、「えびすや」をはじめとする居酒屋を中心に複数の業態を展開している。
18年9月末の店舗数は、関東地区1店舗、東海地区80店舗、関西地区6店舗、九州地区7店舗の合計94店舗、地盤である愛知県内の店舗が51店舗と過半数を占めている。94店にはFC加盟店舗3店を含んでいる。
(2019年1月11日時点)
沿革(レポートから抜粋)
03年5月に飲食店の経営を事業目的として設立され、同年6月、直営飲食店の第1号となる「なつかし処昭和食堂 小幡店」(現「えびすや小幡店」)を名古屋市に出店した。
05年3月には、新業態「grill&bar Briccone(ブリッコーネ)」をオープンし、その後「なつかし処昭和食堂」の多店舗展開を進めると同時に、都心ビルイン店舗、郊外ロードサイド店舗など、地域や立地、顧客層に応じた業態開発をし、新規出店を続けていった。店舗数は12年12月に50店を達成、16年7月に100店を達成した。
09年6月には、広告代理業務を内製化するためにアドハンを吸収合併し、12年3月には魚帆を100%子会社化した。15年4月に東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。
現社長である久田敏貴氏は、95年に魚帆(52年に久田社長の父が創業したマグロとカジキの専門卸売業)に入社し、97年に代表取締役に就任した。
03年5月に海帆を設立して代表取締役社長に就任した。久田氏は幼少時から父親の仕事を手伝っていたため、自身で鮮魚の目利きからマグロの解体までをこなせる人物である。
(2017年7月7日時点)