176A 東証グロース(電気・ガス業)
レジル
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
脱炭素に向けた各種エネルギー関連サービスを提供
レジルグループはレジルと国内子会社2社で構成されている。レジルグループの事業は分散型エネルギー事業、グリーンエネルギー事業、エネルギーDX事業の3つに分類される。
分散型エネルギー事業では、レジルと子会社である中央電力エナジーが電力を調達し、同じく子会社である中央電力ソリューションが受変電設備等の設置工事・保守・点検等の業務を行っている。
グリーンエネルギー事業についても、レジルと中央電力エナジーが電力調達を行い、顧客に電力を供給している。
エネルギーDX事業では、レジルがDX支援サービスを行っている他、中央電力ソリューションが電気設備保安管理サービスを提供している。
レジルの主力事業である分散型エネルギー事業では、調達した高圧電力をマンション内に設置した受変電設備で低圧電力に変換し、電力供給する「マンション一括受電サービス」を提供している。
また、23年4月より開始した付加価値を高めたサービスである蓄電池/発電設備等の導入・制御を一貫して提供する「マンション防災サービス」の営業活動に注力している。
電力小売の完全自由化という流れを踏まえ、16年に立ち上げたのがグリーンエネルギー事業である。同事業では、再生可能エネルギーを中心とした電力小売サービスを展開している。レジルと中央電力エナジーが電力を調達し、レジルが顧客へ供給(販売)している。電力調達を2社体制にすることにより、効率的かつ良好な条件での調達を図っている。
エネルギーDX事業では、主に新電力会社向けに業務受託サービスを提供している。23年末時点でエンドユーザー数は40万を超える。新電力会社の多くは「電力のプロ」ではなく、保守点検等を含むオペレーションに専門性を有していない。一方、レジルは、蓄積したノウハウやシステム等をパッケージとして提供している。
(2024年4月26日時点)