150A 東証グロース(サービス業)
JSH
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
精神疾患者向け訪問看護サービスと障がい者向け雇用支援サービスを展開
JSHは、16年4月に医療機関等に向けた経営コンサルティングから開始し、17年10月の買収により、自宅療養する精神疾患者向けの訪問看護サービスが加わり、在宅医療事業を確立した。また、17年11月には農園型の障がい者雇用支援サービスを中心とする地方創生事業を開始した。
JSHの事業は、在宅医療事業と地方創生事業の2つの報告セグメントで構成されている。売上高は22/3期までは在宅医療事業の方が大きかったが、地方創生事業の成長率が高く、23/3期以降は地方創生事業の売上高が過半を占めている。利益率も地方創生事業の方が高く、地方創生事業の存在感が増している。
在宅医療事業では、居宅において継続的に療養を受ける状態にある精神疾患者を対象に、看護師職員等による訪問看護サービスを提供している。
要介護者等を対象とした訪問介護は医療行為を伴わないが、同社の訪問看護サービスは精神疾患を持つ利用者とその家族を支援する医療サービスである。
具体的には、生活習慣や生活リズムの確立支援、 生活技術、家事能力、社会技術等の獲得支援、対人関係の改善支援等などを行う。
JSHの地方創生事業は、障がい者雇用支援事業と観光物産事業で構成されるが、障がい者雇用支援事業が大半である。一般的に、障がい者の就労支援サービスにはいくつかの類型があるが、同社の障がい者雇用支援事業では、そのひとつである農園型の就労支援サービスを行っている。
(2024年3月29日時点)