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6223 東証スタンダード(機械)

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西部技研

アップデートレポート

(公開日 2025.09.12)

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Seibu Giken(6223 TSE Standard)

概要(レポートから抜粋)

◆ デシカント除湿機とVOC濃縮装置のグルーバルプレーヤー
・西部技研は、ハニカム成形技術を用いて開発したデシカント除湿機やVOC濃縮装置(NMP回収装置を含む)等を、スウェーデン、中国、アメリカ、ポーランド、韓国等の子会社との緊密な連携のもと、約50カ国で販売するグローバルプレーヤーである。25/12期中間期(以下、上期)の製品別売上高構成比は、デシカント除湿機49.6%、VOC濃縮装置38.8%、その他11.7%であった。

◆ 25年12月期上期決算は6%減収、25%営業増益
・25/12期上期決算は、ヨーロッパや米国、韓国等でデシカント除湿機等の売上高が減少したものの、髙採算案件の貢献により、売上総利益率が上昇したため、前年同期比5.6%減収24.6%営業増益であった。製品別では、デシカント除湿機が27.4%減収、VOC濃縮装置が37.5%増収、主要地域別では、日本が36.0%増収、中国が4.3%減収、ヨーロッパが52.5%減収だった。

◆ 25年12月期会社計画は従来計画を据え置き
・西部技研によれば上期の利益は計画(上期計画は非公表)を若干上回ったとのことだが、下期に売上計上予定の案件には採算が厳しいものがあるため、8.0%増収、11.9%営業減益を見込む従来計画を西部技研は据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、25/12期上期実績や環境変化等を踏まえて25/12期予想を見直し、売上高を33,700百万円→32,800百万円(前期比2.3%増)、営業利益を3,480百万円→3,890百万円(同3.5%減)に修正した。

◆ 半導体材料向け等の需要増により、26年12期以降は増益を予想
・当センターでは、26/12期以降の予想についても、売上高を減額した一方、営業利益を増額した。
・半導体・半導体材料やペロブスカイト太陽電池、リチウムイオンキャパシタ向け等の需要増等を想定し、26/12期は前期比5.8%増収、4.4%営業増益、27/12期は同7.2%増収、1.2%営業増益と予想した。

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https://holistic-r.org/report/6223-4/

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