5533 東証スタンダード(不動産業)
エリッツホールディングス
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
不動産仲介、不動産管理、居住者サポートの各事業を展開
エリッツホールディングスグループは、不動産仲介事業、不動産管理事業、居住者サポート事業を京都府、滋賀県を中心とした近畿圏で展開している。同社はグループの統括業務や事務受託業務に加えて、不動産賃貸業務と不動産開発業務も行っており、単なる持株会社ではない。不動産仲介事業、不動産管理事業、居住者サポート事業の各セグメントの22/9期の売上構成比は、各々49.6%、37.3%、13.1%となっている。
エリッツホールディングスの設立は12年3月だが、前身である長栄ホームの設立は1989年7月にまでさかのぼる。
22/9期末時点では連結子会社は8社あったが、23年3月1日付で弁慶ひっこしサービスと不動産管理事業を行っていたネクシヴは、連結子会社であるエリッツとエリッツ建物にそれぞれ吸収合併された。現時点では、エリッツホールディングスグループはエリッツホールディングスと連結子会社6社で構成されている。
不動産仲介事業セグメントでは、不動産賃貸仲介事業、不動産仲介関連事業、不動産売買仲介事業、不動産賃貸事業、不動産開発事業、海外事業を行っている。各事業はグループ会社間での顧客や案件の紹介や業務委託など連携を密に行っており、収益機会の社外流出を極力抑える形で運営されている。
エリッツ建物管理が賃貸マンション・アパートなどの管理物件の保守管理や入居者管理を行っている。また、ARC建物管理は分譲マンションの保守管理やマンション管理組合の運営サポートを行っている。分譲マンション管理事業の売上、利益への貢献はさほど大きくない。
居住者サポート事業では、エリッツホールディングスグループの顧客である管理物件のオーナー、入居者、物件購入者に対して火災保険の勧誘、家賃の滞納保証、鍵の紛失や水回りのトラブルなどに対する24時間・365日駆けつけサービス、インターネット契約、その他のインフラサービスの取次など様々なサービスを提供している。
(2023年6月30日時点)