5078 東証スタンダード(建設業)
セレコーポレーション
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
首都圏で若者向けの賃貸アパート建築と賃貸アパート管理を展開
セレコーポレーション(以下、同社)グループは、同社と子会社1社からなり、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)において、若者向けの賃貸アパートの建築、賃貸アパートの管理を主に行っている。子会社のセレレントパートナーズは、賃貸アパートの入居者に対する不動産賃貸保証業務を行っている。
同社グループのセグメントは、「賃貸住宅事業」、「賃貸開発事業」、「賃貸経営事業」、「中国賃貸事業」の4セグメントであったが、中国賃貸事業からは、21年12月に撤退した。
中国賃貸事業は、浙江省寧波市で工場建屋の賃貸業務、上海市でサービスオフィスの提供を行っていた。工場敷地が寧波市の都市再開発地域内にあったため、寧波市から売却の打診を受け、これに応じて工場建屋賃貸を行う子会社と、その100%子会社で、上海でサービスオフィス事業を行っていた会社の2社の株式を譲渡した。
21/2期の売上高は、賃貸住宅事業が5,250百万円(売上高構成比30.7%)、賃貸開発事業が3,092百万円(同18.1%)、賃貸経営事業が7,742百万円(同45.3%)、中国賃貸事業が925百万円(同5.4%)、その他が74百万円(同0.4%)となっており、フロービジネスである賃貸アパート建築の賃貸住宅事業と、ストックビジネスである賃貸アパート管理の賃貸経営事業が主力事業となっている。
賃貸住宅事業では、不動産オーナーに対して土地活用の目的に応じた賃貸アパート建築についてのコンサルティングを行い、千葉の自社工場で製造した鋼材を用いて自社施工による鉄骨造賃貸アパートの建築・販売を行っている。
賃貸開発事業は20年10月から開始した事業で、主に土地を保有していない富裕層の顧客に対し、地価が下落しづらく、資産性のある駅近等の土地を同社が購入し、その上に賃貸アパートを建築して販売するものである。
(2022年3月15日時点)