4412 東証グロース(情報・通信)
サイエンスアーツ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
机の前に座らないで仕事をするデスクレスワーカーのコミュニケーションを支援
サイエンスアーツ(以下、同社)は「デスクレスワーカー」あるいは「ノンデスクワーカー」と呼ばれる机の前に座らないで仕事をする人達をつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」の開発・販売を行っている。
Buddycomはスマートフォンやタブレットに専用アプリを入れて利用される。無線機やトランシーバーのように一斉通話ができるIP無線に加えて、映像や来店情報など現場に必要な情報の取得・共有を可能にするプラットフォームである。
音声がクリアで、グループ内のユーザーへの一斉配信やユーザー同士の通話、映像を配信しながらプッシュトゥートークができる、ユーザーの位置情報が分かるなど、音声の他、画像や動画などのコンテンツのやり取りを可能にするなど、Buddycomには様々な機能や特長がある。
21/8期の売上高の97.5%がBuddycom事業によるものである(図表1)。Buddycom事業以外の売上高はハイブリッド型データベースのライセンス販売並びにサポートによるものであるが、新規顧客へのライセンス販売は終了しており、現在はBuddycom事業に経営資源を集中している。
21/8期末の契約社数は400社に達している。Buddycomは総合スーパー、工場、交通機関、介護現場、農業、建設など、特定の業界や業種に関係なく、最前線で従事するデスクレスワーカーに利用されている。
(2021年11月26日時点)