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概要(レポートから抜粋)

1.会社概要
・テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(以下、同社)は、AI 製品等によるサブスクリプションサービス(ストック型サービス)と、データ解析、分析基盤構築等の個別プロジェクトによるビッグデータ・AI ソリューションサービス(フロー型サービス)を展開する情報サービス企業である。
・19 年 10 月 1 日時点の役職員 114 名のうち、データサイエンティストが 71名、各種エンジニアが 15 名と、多数の優秀な技術者が在籍している。

2.財務面の分析
・15/3 期~19/3 期の期間では、AI ビジネス市場の拡大を背景に、売上高は年平均 44.2%、経常利益は同 72.6%増加した。
・安全性や、成長性、収益性の観点で類似企業に比べやや魅力的な水準にある。

3.非財務面の分析
・知的資本の源泉は、優秀な人材と技術ライブラリーの蓄積にある。

4.経営戦略の分析
・同社は、ストック型売上高比率の上昇等を前提に、21/3 期売上高 20 億円、営業利益 3 億円の達成を目指す中期経営計画を公表している。

5.アナリストの評価
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、20/3 期の業績は、第 2四半期累計期間の売上高が不振であったことを踏まえ、会社計画をやや下回ると予想した。
・当センターでは、21/3 期を最終年度とする中期経営計画の目標数値の達成は難しいと見ている。しかしながら、ストック型売上高比率の上昇や、多方面での共創体制の強化を目指す同社の経営戦略自体は評価しており、21/3 期は前期比 24%増収、156%営業増益、22/3 期は同 19%増収、45%営業増益と、大幅な増収増益を見込んでいる。

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