7072 東証グロース(サービス業)
インティメート・マージャー
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
インターネットユーザーの属性データを蓄積・活用し、企業のマーケティングを支援する事業を展開
インティメート・マージャー(以下、同社)は、創業以来蓄積してきたオーディエンスデータにより構成される同社独自のデータマネジメントプラットフォームである「IM-DMP」を活用した、企業のマーケティングを支援する事業を展開している。
具体的には、
1)顧客企業の広告配信・運用を支援する「マーケティング支援」
2)顧客企業自身が保有するデータとIM-DMPのデータを組み合わせてデータ分析を行う環境を提供する「データマネジメント」
3)顧客に対してIM-DMPが保有するデータを提供する「データアナリティクス」を展開
4)企業の営業領域や人事領域、金融機関のリスク管理向けのサービスを開発・展開
同社はDMP事業の単一セグメントで、上記区分に関する売上構成比は公表していない。
同社のパブリックDMPであるIM-DMPは、インターネット利用者の属性データを保有している。1つのWebブラウザに1つのIDを割り当て、Webブラウザを最小構成単位として、インターネット利用者に関するデータベースを構築している。
IDに対して、デモグラフィックデータ(性別、年齢、職業等)、ジオグラフィックデータ(居住地等)、サイコグラフィックデータ(趣味、嗜好、興味、関心事項等)等を集積している。
これらのデータはWebメディアやデータプロバイダー、インターネットリサーチ会社から入手している。なお、同社が保有する属性情報に個人情報は含まれていない。IM-DMPは約4.7億UBのIDを保有している。これは同社によると、約9,400万人に相当するデータである。
(2019年10月25日時点)