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Human Creation Holdings(7361 TSE Growth)

概要(レポートから抜粋)

◆ ITシステム開発工程における技術者派遣とコンサル・受託を展開
・ヒューマンクリエイションホールディングス(以下、同社)は、企業向けITシステム開発工程において、技術者派遣事業とコンサル・受託事業を子会社6社で展開する情報サービス会社である。
・同社は、利益率が高いコンサル・受託事業の売上高比率の引上げとM&Aを成長戦略の柱としている。また、技術者の保有人数、稼働率、平均契約単価を重要経営指標(KPI)としている。

◆ 23年9月期上期決算は16%増収、44%営業増益
・23/9期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、シー・エル・エスやヒューマンベース等の増収、22年4月に買収したコスモピアの貢献等により、売上高は前年同期比15.7%増加した。
・増収効果に加え、費用の伸びが抑制されたことから、営業利益は前年同期比44.3%増加した。同社は上期計画を公表していなかったが、上期の予算達成率については、売上高100.6%、営業利益123.7%としている。

◆ 23年9月期の会社計画は10%増収、3%営業増益を据え置き
・上期決算は計画を上回ったものの、積極的な採用計画を考慮し、9.5%増収、2.7%営業増益を見込む23/9期計画を同社は据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、23/9期上期実績が想定を上回った子会社4社の売上高予想を引上げたことや、経費の予想を引下げたこと等により、23/9期の売上高を6,390百万円→6,393百万円(前期比10.2%増)、営業利益を569百万円→597百万円(同9.5%増)に上方修正した。

◆ 増収効果やコンサル・受託比率の上昇等により、増益継続を予想
・当センターでは、経費等の費用を減額したこと等から24/9期以降の利益予想も増額した。増収効果と利益率が高いコンサル・受託事業の売上高比率の上昇等により、24/9期は前期比7.3%増収、7.7%営業増益、25/9期は同6.0%増収、7.0%営業増益と予想している。

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