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7036 東証グロース(サービス業)

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イーエムネットジャパン

アップデートレポート

(公開日 2022.04.08)

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概要(レポートから抜粋)

◆ 事業内容
・イーエムネットジャパン(以下、同社)は、韓国のオンライン広告代理店EMNET INC.の日本支社として07年に設立され、13年4月にEMNET INC.の100%出資により日本法人となった。21年6月にソフトバンクがEMNET INC.から株式を取得して同社株式の41.4%を所有する筆頭株主となっている。
・同社は検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告などを中心に取り扱うインターネット広告代理店で、インターネット広告事業単一セグメントである。

◆ 21年12月期決算の概要
・21/12期の売上高は前期比14.7%増の10,672百万円、営業利益は同73.2%増の503百万円であった。増員により営業体制を強化したことで、新規案件の獲得が順調に進み、売上高、営業利益とも期初に公表した会社計画を上回った。

◆ 22年12月期の業績予想
・同社は、新収益認識基準の適用に伴い、従来は売上高と売上原価の両方に計上していた広告媒体費を除いた純額で表示することになるため、22/12期の売上高を1,960百万円と予想している。従来の基準で試算すると売上高は13,629百万円(前期比27.7%増)となる。営業利益予想は600百万円(前期比19.1%増)である。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/12期実績を踏まえて前回の利益予想を上方修正し、会社計画を若干上回る利益水準を予想した。

◆ 今後の事業戦略
・同社は、組織的な営業手法の強化、ソフトバンクとの協業拡大などに取り組み、業績拡大を目指す考えを示している。
・当センターでは、インターネット広告市場の拡大が続く環境下、同社が営業員の増員と営業手法の強化によりクライアント獲得を進め、事業規模を拡大することは可能と考えている。

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