• Facebook
  • Twitter

MENU

5891 東証スタンダード(小売業)

レポート一覧はこちら

魁力屋

新規上場会社紹介レポート

(公開日 2023.12.19)

PDFを開く

Kairikiya(5891 TSE Standard)

English Summary (PDF)

+English Summary on This Page

Engaged in Kyoto Kitashirakawa Ramen Kairikiya chain store business

Mainly Engaged in Ramen Chain Business
Kairikiya operates ramen shops that sell its main product, Kyoto Seabura Shoyu Ramen (Special Shoyu Ramen), mainly in the three major Kanto, Kansai and Tokai metropolitan areas of Japan.

The business consists of a ramen division and other division. While Kairikiya does not disclose the sales amount by business division, the ramen division accounts for the majority of its net sales.

Ramen Division
Ramen Kairikiya’s main menu item is its ramen, but they also offer set meals with yakimeshi (fried rice), gyoza (seared pork dumplings) and karaage (fried chicken) as well as kid's menu items, which are designed to attract families and increase the frequency their visits.

There are three types of "Ramen Kairikiya" stores depending on the location: roadside stores in the suburbs, which are the main type, food court stores and stores in buildings near stations.

The company had mainly only opened directly managed stores, but to accelerate the expansion of its chain, from fiscal year ended December 2023, it has also started opening franchise stores. As of the end of September 2023, Ramen Kairikiya has a total of 130 stores (102 directly managed stores, 24 independent stores operated by former employees and four franchise stores). Its regional distribution stands at 33 stores in the Kansai region, 62 stores in the Kanto region, 28 stores in the Tokai region and seven stores in other parts of Japan.

Other Division
Besides ramen, the company operates take-out-only stores that mainly sell fried chicken (nine stores as of the end of September 2023) and stores that focus on tanmen (noodles with stir-fried vegetables).

概要(レポートから抜粋)

魁力屋は、「京都背脂醤油ラーメン」を主力商品とする「京都北白川ラーメン魁力屋」(以下、「ラーメン魁力屋」)を中心に店舗展開している企業である。

「京都ラーメン」は京都が発祥とされるラーメンの総称であり、その特徴によりいくつかの系統があるとされている。背脂醤油ラーメンはそのうちのひとつで、醤油と鶏ガラ主体のスープに背脂を落とすのが特徴である。

「京都背脂醤油ラーメン」はこってりしている割には飽きが来にくいため、幅広い客層に受け入れられやすいとされている。また、地域ごとの味の嗜好性の影響を受けにくく、全国展開がしやすいラーメンとされている。

「京都ラーメン」を謳うラーメン店は他にもあるが、「京都」ブランドを屋号に掲げて展開しているチェーン店は他には見当たらない。屋号のブランドの強さと、ラーメンの味の特徴から、05年に1号店をオープンして以来、関東、関西、東海の三大都市圏を中心に店舗数を増やしてきた。なお、海外での展開は行っていない。

魁力屋の事業は飲食事業の単一セグメントだが、魁力屋事業部門とその他事業部門で構成されている。事業別の売上高は開示されていないが、23年9月末時点の全店舗140店舗のうち、その他事業部門はから揚げ専門店等の10店鋪に過ぎないことから、魁力屋事業部門が売上高の大半を占めていると言えよう。

「ラーメン魁力屋」のメニューは、「京都背脂醤油ラーメン」を主力商品としているが、焼きめしや餃子、唐揚げ等の定食メニューやお子様メニューを取り揃えることで、ファミリー層にも受け入れられやすく、また、利用頻度が高くなるような構成となっている。特に、焼きめしは店内調理にこだわり、他社との差別化アイテムとして強化してきている。

「ラーメン魁力屋」の店舗は立地別に、郊外ロードサイド店舗、フードコート店舗、駅前ビルイン店舗の3種類があるが、これまでの出店の経緯から、郊外ロードサイド店舗が中心となっている。

郊外ロードサイド店舗は05年の1号店オープンからの形態である。10台以上の駐車場、150~300坪程度の敷地に建坪30坪、座席数43席を標準型とし、厨房と客席が一体となったオープンキッチン形式を採る店舗フォーマットを確立している。コンパクトでありながら、おひとり様からファミリー層までの幅広い顧客層に対応できるつくりとなっている。

フードコート店舗は、13年にイオンモール東員店(三重県員弁郡)にオープンして以来のもので、郊外ロードサイド店舗以上に客層の幅が広くなっている。また、駅前ビルイン店舗は都市部への出店のためのもので、今後、出店が本格化していく店舗形態である。

この企業の関連キーワード

検索

アプリ

iPhone/Android/iPad版無料アプリ
「アナリストレポートライブラリ」

無料アプリでアナリストレポート情報を素早く取得

  • Google play
  • App Store