概要(レポートから抜粋)
◆会社概要
・JMC (以下、同社)は、3Dプリンターと鋳造により産業用途の試作品及び少量生産品を提供するほか、産業用CTを用いた 検査・測定サービスも提供している。また、新規事業として医療分野への展開も図っている。
◆18年12月期決算
・18/12期決算は、売上高2,582百万円(前期比58.5%増)、営業利益329百万円(同15.0倍)となった。期初の会社計画に対する達成率は売上高が122.8%、営業利益が261.5%、上方修正後の会社計画に対する達成率でも、売上高が103.3%、営業利益が126.8%であった。3事業とも増収増益となったが、特に鋳造事業の伸び顕著で全体を牽引し、売上高営業利益率は前期の1.4%から12.8%まで大幅に回復するなど、業績が落ち込んだ17/12期からのV字回復を果たした。
◆19年12月期業績予想
・19/12期業績について、同社は第1四半期決算時に上方修正し、売上高3,280百万円(前期比27.0%増)、営業利益426百万円(同29.3%増) と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/12期の業績を、売上高3,382百万円(同31.0%増)、営業利益461百万円(同39.9%増)とした。鋳造事業が成長を牽引する展開を予想するが、案件規模が全般的に大型化していることから、増収と利益率改善が続くものとした。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/12期以降も、年25~30%の増収が続き、売上高営業利益率は21/12期には15.1%まで上昇すると予想した。
・21/12期までの中期経営計画と同時に、「2025年ビジョン」が公表された。鋳造事業での航空分野への参入や、3Dプリンター出力事業での医療機器分野への参入等が打ち出されているが、それらを実現するための施策及び投資動向に注目していきたい。
・JMC (以下、同社)は、3Dプリンターと鋳造により産業用途の試作品及び少量生産品を提供するほか、産業用CTを用いた 検査・測定サービスも提供している。また、新規事業として医療分野への展開も図っている。
◆18年12月期決算
・18/12期決算は、売上高2,582百万円(前期比58.5%増)、営業利益329百万円(同15.0倍)となった。期初の会社計画に対する達成率は売上高が122.8%、営業利益が261.5%、上方修正後の会社計画に対する達成率でも、売上高が103.3%、営業利益が126.8%であった。3事業とも増収増益となったが、特に鋳造事業の伸び顕著で全体を牽引し、売上高営業利益率は前期の1.4%から12.8%まで大幅に回復するなど、業績が落ち込んだ17/12期からのV字回復を果たした。
◆19年12月期業績予想
・19/12期業績について、同社は第1四半期決算時に上方修正し、売上高3,280百万円(前期比27.0%増)、営業利益426百万円(同29.3%増) と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/12期の業績を、売上高3,382百万円(同31.0%増)、営業利益461百万円(同39.9%増)とした。鋳造事業が成長を牽引する展開を予想するが、案件規模が全般的に大型化していることから、増収と利益率改善が続くものとした。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/12期以降も、年25~30%の増収が続き、売上高営業利益率は21/12期には15.1%まで上昇すると予想した。
・21/12期までの中期経営計画と同時に、「2025年ビジョン」が公表された。鋳造事業での航空分野への参入や、3Dプリンター出力事業での医療機器分野への参入等が打ち出されているが、それらを実現するための施策及び投資動向に注目していきたい。