概要(レポートから抜粋)
◆ビジネスチャットツール「Chatwork」の提供を主軸とする企業
Chatwork(以下、同社)は、社名と同じ「Chatwork」ブランドでのビジネスチャットツールの提供を主要事業としている。11年3月にサービスを開始した「Chatwork」はビジネスコミュニケーション向けとしている点が特徴で、19年8月末時点で登録ID数は約285万人、利用企業数は23.2万社の国内最大のビジネスチャットツールである。
同社の事業は、Chatwork事業とセキュリティ事業の2つの報告セグメントで構成される。Chatwork事業は売上構成比が高いが赤字が続いてきた一方、セキュリティ事業は利益を出している事業である。セキュリティ事業での利益をChatwork事業への投資に回してきた状況がうかがえよう。
◆ビジネスチャットツール「Chatwork」
「Chatwork」は、 基本となるグループチャットの機能に加え、タスク管理、ファイル共有、ビデオ/音声(会議)等のビジネスコミュニケーションに必要な各種機能をワンストップで提供する。
サービスはSaaS形式で提供され、サブスクリプション注2型課金モデルを採用している。サービスプランは、月額利用料が無料のプランのほか、3種類の有料プランがある(月額利用料は1ID当たり400円~800円)。
一般的に、SaaS形式で提供されるサービスにおいては、各年度で獲得した顧客は、解約の増加 によって売上高が減少していくものと言われている。しかし、「Chatwork」は年々売上高が増加しており、定着率が高い。その結果、ユーザー及び利用企業数は着実に増加してきた。
Chatwork(以下、同社)は、社名と同じ「Chatwork」ブランドでのビジネスチャットツールの提供を主要事業としている。11年3月にサービスを開始した「Chatwork」はビジネスコミュニケーション向けとしている点が特徴で、19年8月末時点で登録ID数は約285万人、利用企業数は23.2万社の国内最大のビジネスチャットツールである。
同社の事業は、Chatwork事業とセキュリティ事業の2つの報告セグメントで構成される。Chatwork事業は売上構成比が高いが赤字が続いてきた一方、セキュリティ事業は利益を出している事業である。セキュリティ事業での利益をChatwork事業への投資に回してきた状況がうかがえよう。
◆ビジネスチャットツール「Chatwork」
「Chatwork」は、 基本となるグループチャットの機能に加え、タスク管理、ファイル共有、ビデオ/音声(会議)等のビジネスコミュニケーションに必要な各種機能をワンストップで提供する。
サービスはSaaS形式で提供され、サブスクリプション注2型課金モデルを採用している。サービスプランは、月額利用料が無料のプランのほか、3種類の有料プランがある(月額利用料は1ID当たり400円~800円)。
一般的に、SaaS形式で提供されるサービスにおいては、各年度で獲得した顧客は、解約の増加 によって売上高が減少していくものと言われている。しかし、「Chatwork」は年々売上高が増加しており、定着率が高い。その結果、ユーザー及び利用企業数は着実に増加してきた。