概要(レポートから抜粋)
◆ 教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIer
・ディ・アイ・システム(以下、同社)は、IT技術者研修等の教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIerである。
・業務用アプリケーション開発、インフラシステム設計構築、運用保守によって構成されるシステムインテグレーション事業が売上高の95%前後を占めている。教育サービス事業は、規模が小さいものの、同社の新卒採用社員や業界未経験者の中途採用社員の採用・育成に大きな役割を果たしており、システムインテグレーション事業の成長を支えている。
◆ 21年9月期決算は9%増収、92%営業増益
・21/9期決算は、前期比8.7%増収、92.0%営業増益であった。売上高は計画をやや下回ったものの、元請比率や技術者の稼働率が想定以上に上昇したため、営業利益は計画を上回る大幅増益となった。
◆ 22年9月期の会社計画は17%増収、18%営業増益
・新収益認識基準が適用になる22/9期について同社は、主力サービスの拡大や元請比率の上昇、21年10月に子会社化したステップコムの貢献等により、旧基準ベースの21/9期との比較では、16.5%増収、18.0%営業増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、前期実績やステップコムの買収等を踏まえて22/9期の予想を見直し、売上高を5,310百万円→5,362百万円、営業利益を249百万円→253百万円に上方修正した。
◆ 元請比率の上昇等を見込み、中期的にも増益継続を予想
・当センターはステップコムの子会社化等を踏まえ、23/9期予想について、売上高をやや増額する一方、費用想定の引上げにより、営業利益をやや減額した。
・前期比では、両事業の需要の拡大や元請比率の上昇等により、23/9期は8.9%増収、20.2%営業増益、24/9期は7.3%増収、18.1%営業増益と予想した。
・ディ・アイ・システム(以下、同社)は、IT技術者研修等の教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIerである。
・業務用アプリケーション開発、インフラシステム設計構築、運用保守によって構成されるシステムインテグレーション事業が売上高の95%前後を占めている。教育サービス事業は、規模が小さいものの、同社の新卒採用社員や業界未経験者の中途採用社員の採用・育成に大きな役割を果たしており、システムインテグレーション事業の成長を支えている。
◆ 21年9月期決算は9%増収、92%営業増益
・21/9期決算は、前期比8.7%増収、92.0%営業増益であった。売上高は計画をやや下回ったものの、元請比率や技術者の稼働率が想定以上に上昇したため、営業利益は計画を上回る大幅増益となった。
◆ 22年9月期の会社計画は17%増収、18%営業増益
・新収益認識基準が適用になる22/9期について同社は、主力サービスの拡大や元請比率の上昇、21年10月に子会社化したステップコムの貢献等により、旧基準ベースの21/9期との比較では、16.5%増収、18.0%営業増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、前期実績やステップコムの買収等を踏まえて22/9期の予想を見直し、売上高を5,310百万円→5,362百万円、営業利益を249百万円→253百万円に上方修正した。
◆ 元請比率の上昇等を見込み、中期的にも増益継続を予想
・当センターはステップコムの子会社化等を踏まえ、23/9期予想について、売上高をやや増額する一方、費用想定の引上げにより、営業利益をやや減額した。
・前期比では、両事業の需要の拡大や元請比率の上昇等により、23/9期は8.9%増収、20.2%営業増益、24/9期は7.3%増収、18.1%営業増益と予想した。