概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・プロパティデータバンク(以下、同社)は、顧客が保有する不動産・施設の運用管理支援のための統合資産管理クラウドサービス「@プロパティ」を提供している。ファンド・J-REIT 向けでは高いシェアを占めている。
◆ 20 年 3 月期決算
・20/3 期決算は、売上高 1,844 百万円(前期比 14.0%増)、営業利益 318百万円(同 5.4%増)となった。同社の期初計画に対する達成率は売上高が 100.9%、営業利益が 102.4%であった。低利益率のソリューションサービスの売上構成比の上昇、人員増による原価計上される人件費の増加、外注費の増加による売上総利益率の低下で、売上高営業利益率は前期比 1.4%ポイント低下の 17.3%となった。
◆ 21 年 3 月期業績予想
・21/3 期業績について、第 1 四半期決算は好調であったが、同社は売上高 2,126 百万円(前期比 15.3%増)、営業利益 370 百万円(同 16.4%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/3 期の業績を、売上高 2,149 百万円(前期比 16.5%増)、営業利益 381 百万円(同 19.9%増)と会社計画を若干上回る水準を予想した。クラウドサービスの増収率が前期より加速することで利益率も改善していくと想定した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、22/3 期は 10.8%増収、23/3 期は 10.1%増収を予想し、売上総利益率の改善と、販売費及び一般管理費が増収率を下回る増加に留まることにより、売上高営業利益率は 23/3 期に 20.1%まで上昇していくものと予想した。
・既存の「@プロパティ」については、主に、クラウドサービスの対象となる登録棟数の積み上がりに着目している。また、新しいクラウドサービス「@ナレッジ」の開始や、他社との協業の発表等、今後の成長に向けて新たな動きが見られるようになっており、それらの進捗に注目したい。
・プロパティデータバンク(以下、同社)は、顧客が保有する不動産・施設の運用管理支援のための統合資産管理クラウドサービス「@プロパティ」を提供している。ファンド・J-REIT 向けでは高いシェアを占めている。
◆ 20 年 3 月期決算
・20/3 期決算は、売上高 1,844 百万円(前期比 14.0%増)、営業利益 318百万円(同 5.4%増)となった。同社の期初計画に対する達成率は売上高が 100.9%、営業利益が 102.4%であった。低利益率のソリューションサービスの売上構成比の上昇、人員増による原価計上される人件費の増加、外注費の増加による売上総利益率の低下で、売上高営業利益率は前期比 1.4%ポイント低下の 17.3%となった。
◆ 21 年 3 月期業績予想
・21/3 期業績について、第 1 四半期決算は好調であったが、同社は売上高 2,126 百万円(前期比 15.3%増)、営業利益 370 百万円(同 16.4%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/3 期の業績を、売上高 2,149 百万円(前期比 16.5%増)、営業利益 381 百万円(同 19.9%増)と会社計画を若干上回る水準を予想した。クラウドサービスの増収率が前期より加速することで利益率も改善していくと想定した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、22/3 期は 10.8%増収、23/3 期は 10.1%増収を予想し、売上総利益率の改善と、販売費及び一般管理費が増収率を下回る増加に留まることにより、売上高営業利益率は 23/3 期に 20.1%まで上昇していくものと予想した。
・既存の「@プロパティ」については、主に、クラウドサービスの対象となる登録棟数の積み上がりに着目している。また、新しいクラウドサービス「@ナレッジ」の開始や、他社との協業の発表等、今後の成長に向けて新たな動きが見られるようになっており、それらの進捗に注目したい。