Toyokumo(4058 TSE Growth)
概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・トヨクモは、「ITの大衆化」をテーマに、シンプルで低価格な法人向けクラウドサービスを提供している。安否確認サービスと、サイボウズの「kintone」ユーザー向けのkintone連携サービスが主力である。
◆ 23年12月期決算
・23/12期決算は、売上高2,434百万円(前期比25.7%増)、営業利益875百万円(同36.9%増)となった。安否確認サービス、kintone連携サービスとも増収だったが、kintone連携サービスの有償契約数が予想以上に増加し、期初計画並びに昨年11月に上方修正された計画を上回る増収増益となった。
◆ 24年12月期業績予想
・24/12期業績について、トヨクモは、売上高2,940百万円(前期比20.8%増)、営業利益1,000百万円(同14.3%増)と計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、24/12期について、売上高2,975万円(前期比22.2%増)、営業利益1,050百万円(同20.1%増)という会社計画をやや上回る水準を予想している。有償契約数の増加による売上増を見込むとともに、増収効果によって利益率が上昇すると想定した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、25/12期は前期比18.1%増収、26/12期は同15.4%増収となり、売上高営業利益率は26/12期に40.1%まで上昇すると予想した。
・トヨクモが強く意識している顧客生涯価値に影響する有償契約数、契約当たり単価、解約率の3つの重要経営指標の動向に当センターは引き続き注目している。また、新たにエンタープライズ領域への展開を明確にし、そのためにトヨクモクラウドコネクトを設立した。当面は自治体の行政DXを支援するソリューションの提供を中心に拡大していく方針だが、中期的には新たな収益の柱となる可能性があるため、その動向に注目したい。
・トヨクモは、「ITの大衆化」をテーマに、シンプルで低価格な法人向けクラウドサービスを提供している。安否確認サービスと、サイボウズの「kintone」ユーザー向けのkintone連携サービスが主力である。
◆ 23年12月期決算
・23/12期決算は、売上高2,434百万円(前期比25.7%増)、営業利益875百万円(同36.9%増)となった。安否確認サービス、kintone連携サービスとも増収だったが、kintone連携サービスの有償契約数が予想以上に増加し、期初計画並びに昨年11月に上方修正された計画を上回る増収増益となった。
◆ 24年12月期業績予想
・24/12期業績について、トヨクモは、売上高2,940百万円(前期比20.8%増)、営業利益1,000百万円(同14.3%増)と計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、24/12期について、売上高2,975万円(前期比22.2%増)、営業利益1,050百万円(同20.1%増)という会社計画をやや上回る水準を予想している。有償契約数の増加による売上増を見込むとともに、増収効果によって利益率が上昇すると想定した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、25/12期は前期比18.1%増収、26/12期は同15.4%増収となり、売上高営業利益率は26/12期に40.1%まで上昇すると予想した。
・トヨクモが強く意識している顧客生涯価値に影響する有償契約数、契約当たり単価、解約率の3つの重要経営指標の動向に当センターは引き続き注目している。また、新たにエンタープライズ領域への展開を明確にし、そのためにトヨクモクラウドコネクトを設立した。当面は自治体の行政DXを支援するソリューションの提供を中心に拡大していく方針だが、中期的には新たな収益の柱となる可能性があるため、その動向に注目したい。