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3988 東証スタンダード(情報・通信)

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SYSホールディングス

アップデートレポート

(公開日 2019.05.31)

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概要(レポートから抜粋)

◆M&Aによるグループ展開で多岐にわたる情報サービスを提供
・SYSホールディングス(以下、同社)は純粋持株会社であり、傘下に8子会社を持つ、独立系の情報サービス会社である。
・海外展開に積極的な製造業企業に対し、基幹業務システムや組込みシステムを開発する「グローバル製造業ソリューション」や、電力や金融等の社会インフラやデータセンター等の情報インフラを対象とする「社会情報インフラ・ソリューション」、モバイル端末を利用する法人向けのアプリケーションサービスである「モバイル・ソリューション」を手掛けている。

◆19年7月期上期決算は28%増収、24%営業増益
・19/7期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、27.9%増収、24.2%営業増益であった。前期に採用した技術者の稼働人数の増加により 、人件費や採用教育費の増加を吸収し、大幅な増収増益となった。

◆19年7月期の会社計画は16%増収、2%営業増益を維持
・上期の売上高及び営業利益は同社の予想をやや上回ったものの、16.0%増収、2.1%営業増益を見込む19/7期計画を同社は据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、19/7期上期実績や、 同社の施策を踏まえて19/7期の 業績予想を見直し、売上高は4,817百万円→5,030百万円( 前期比20.8%増)に、営業利益は208百万円→216百万円(同8.6%増)に増額した。

◆大量採用が実を結び、中期的に増収増益が続こう
・同社は近年、積極的に人員を増強しており、コスト増と技術者の稼働率低下の影響を受けた18/7期は、増収ながら営業減益を余儀なくされた。しかしながら、大量採用が実を結び、19/7期は営業増益に転じ、中期的にも増収増益が続くと当センターでは予想している。
・人員増加ペースが鈍化すると見込まれる21/7期については、営業利益率の改善を想定した。

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