概要(レポートから抜粋)
◆会社概要
・カナミックネットワーク(以下、同社)は、介護・医療の社会保障分野に特化してクラウドサービスを展開する会社である。
・地域全体の情報共有プラットフォームと事業者向け業務支援システムの二層構造になっていることが同社のクラウドサービスの特徴である。
◆17年9月期決算
・17/9期決算は 、売上高が1,291百万円(前期比14.4%増)、営業利益が330百万円(同25.1%増)となった。主力サービスである高利益率のカナミッククラウドサービスの売上構成比の上昇により、全体の利益率が引き上げられ、営業利益は期初会社計画を大幅に超過した。
◆18年9月期業績予想
・18/9期業績について、同社は売上高1,500百万円(前期比16.1%増)、営業利益360百万円(同9.0%増)を予想している。カナミッククラウドサービスのユーザーID数の増加が増収を牽引する一方、システム開発を中心に先行投資を行うため、緩やかな 利益の伸びを想定している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/9期の業績予想について、売上高は1,516百万円(前期比17.4%増)、営業利益は374百万円(同13.5%増)に微調整した。カナミ ッククラウドサービスの増収も、その売上構成比の低下から、売上高営業利益率が低下すると予想した。
◆今後の注目点
・当センターでは、19/9期以降、 年14~16%程度台の増収が続き、また、売上総利益率も回復することで、20/9期に売上高営業利益率が29.8%まで上昇すると予想している。
・同社はクラウドサービスをベースとしたプラットフォーム化への志向を強めている。そのための他社との協業や提携が増える可能性に注目したい。
・カナミックネットワーク(以下、同社)は、介護・医療の社会保障分野に特化してクラウドサービスを展開する会社である。
・地域全体の情報共有プラットフォームと事業者向け業務支援システムの二層構造になっていることが同社のクラウドサービスの特徴である。
◆17年9月期決算
・17/9期決算は 、売上高が1,291百万円(前期比14.4%増)、営業利益が330百万円(同25.1%増)となった。主力サービスである高利益率のカナミッククラウドサービスの売上構成比の上昇により、全体の利益率が引き上げられ、営業利益は期初会社計画を大幅に超過した。
◆18年9月期業績予想
・18/9期業績について、同社は売上高1,500百万円(前期比16.1%増)、営業利益360百万円(同9.0%増)を予想している。カナミッククラウドサービスのユーザーID数の増加が増収を牽引する一方、システム開発を中心に先行投資を行うため、緩やかな 利益の伸びを想定している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/9期の業績予想について、売上高は1,516百万円(前期比17.4%増)、営業利益は374百万円(同13.5%増)に微調整した。カナミ ッククラウドサービスの増収も、その売上構成比の低下から、売上高営業利益率が低下すると予想した。
◆今後の注目点
・当センターでは、19/9期以降、 年14~16%程度台の増収が続き、また、売上総利益率も回復することで、20/9期に売上高営業利益率が29.8%まで上昇すると予想している。
・同社はクラウドサービスをベースとしたプラットフォーム化への志向を強めている。そのための他社との協業や提携が増える可能性に注目したい。