概要(レポートから抜粋)
業務用ユニフォームのインターネット販売で拡大してきた企業
新本社兼物流センターが稼働した今、拡販ペースが再加速していくかどうかに注目
1.会社概要
・ユニフォームネクスト(以下、同社)は、インターネットを中心に業務用ユニフォームの通信販売を展開している。設立当初は福井県で対面販売を行ってきたが、現社長になり、通販による全国販売主体のビジネスモデルに転換した。
2.財務面の分析
・17/12期までの5期間は、売上高は34.3%、経常利益は25.0%の年平均成長率で増収増益を続けてきた。既存サイトの拡大と新規サイト開設が増収要因だが、費用増により売上高経常利益率は緩やかに低下してきた。
・BtoB向け通販の企業と、商材はBtoC向けながらビジネスモデルが類似する上場企業との財務指標比較では、前者に対しては安全性での優位性があった一方、後者に対しては収益性と成長性で優位性があった。
3.非財務面の分析
・同社の知的資本の源泉は、約10年前に対面販売からネット主体の通販へビジネスモデルを転換した現社長の存在と、ビジネスモデル転換後に自社スタッフ主導で磨き上げられてきた業務プロセスにある。
4.経営戦略の分析
・対処すべき課題として、サイトの整理統合への対応、インターネット以外の販促手段重視への移行、将来の売上増に耐えうる基盤の整備が挙げられる。
・同社は長期目標として売上高1,000億円を掲げている。そのためには、知名度向上による新規顧客獲得と、リピーター定着による安定的収益基盤確立の2点を通じて、ユニフォーム通販市場でのシェア拡大を図るとしている 。同時に、通販市場での存在感の高まりを背景に、大口案件を主体とした対面営業の再強化も目指していくとしている。
5.アナリストの評価
・証券リサーチセンターでは、絶え間ない業務プロセスの改善が同社の競争力の源泉と評価している。その象徴が18/12期に準備を進めてきた新本社兼物流センターの建設と考えている。稼働開始となった今、19/12期以降に拡販ペースが再加速するかどうかが評価ポイントとなろう。
新本社兼物流センターが稼働した今、拡販ペースが再加速していくかどうかに注目
1.会社概要
・ユニフォームネクスト(以下、同社)は、インターネットを中心に業務用ユニフォームの通信販売を展開している。設立当初は福井県で対面販売を行ってきたが、現社長になり、通販による全国販売主体のビジネスモデルに転換した。
2.財務面の分析
・17/12期までの5期間は、売上高は34.3%、経常利益は25.0%の年平均成長率で増収増益を続けてきた。既存サイトの拡大と新規サイト開設が増収要因だが、費用増により売上高経常利益率は緩やかに低下してきた。
・BtoB向け通販の企業と、商材はBtoC向けながらビジネスモデルが類似する上場企業との財務指標比較では、前者に対しては安全性での優位性があった一方、後者に対しては収益性と成長性で優位性があった。
3.非財務面の分析
・同社の知的資本の源泉は、約10年前に対面販売からネット主体の通販へビジネスモデルを転換した現社長の存在と、ビジネスモデル転換後に自社スタッフ主導で磨き上げられてきた業務プロセスにある。
4.経営戦略の分析
・対処すべき課題として、サイトの整理統合への対応、インターネット以外の販促手段重視への移行、将来の売上増に耐えうる基盤の整備が挙げられる。
・同社は長期目標として売上高1,000億円を掲げている。そのためには、知名度向上による新規顧客獲得と、リピーター定着による安定的収益基盤確立の2点を通じて、ユニフォーム通販市場でのシェア拡大を図るとしている 。同時に、通販市場での存在感の高まりを背景に、大口案件を主体とした対面営業の再強化も目指していくとしている。
5.アナリストの評価
・証券リサーチセンターでは、絶え間ない業務プロセスの改善が同社の競争力の源泉と評価している。その象徴が18/12期に準備を進めてきた新本社兼物流センターの建設と考えている。稼働開始となった今、19/12期以降に拡販ペースが再加速するかどうかが評価ポイントとなろう。