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3541 東証グロース(卸売業)

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農業総合研究所

アップデートレポート

(公開日 2018.06.22)

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概要(レポートから抜粋)

◆会社概要
・農業総合研究所(以下、同社)は、各地の農業生産者から集荷した農産物を、集荷翌日には都市部のスーパーマーケット等の小売店舗の直売所コーナーで販売する「農家の直売所」の流通モデルを運営している。

◆18年8月期上期決算
・18/8期第2四半期累計期間の連結業績は、売上高が1,055百万円(前年同期比46.1%増) 、営業損失が56百万円( 前年同期は53百万円の黒字)となった(17/8期第4四半期より連結決算開始のため、前年同期比は単体業績との比較)。四半期別の流通総額が過去最高を更新する一方、会社計画通りに投資を行ったため赤字となった。

◆18年8月期業績予想
・18/8期連結業績について、同社は売上高2,270百万円(前期比36.8%増)、営業損失100百万円(前期は131百万円の黒字)の期初予想を据え置いた。流通総額は前期比26.9%増を見込むが、物流再構築、IT強化、人員増強の将来投資のための費用増で営業赤字を予想している。
・証券リサーチセンターでは、18/8期の連結業績予想について、売上高は2,262百万円(前期比36.3%増)、流通総額8,993百万円(同26.9%増)、営業損失85百万円と微調整した。同社が想定する体制再構築のための費用増や子会社の赤字等を織り込んだ。

◆今後の注目点
・当センターでは、19/8期以降、流通総額は年23~25%の増加が続き、また、体制強化のための先行投資の縮小、海外子会社の赤字縮小で、19/8期に営業黒字回復、20/8期には6.8%まで売上高営業利益率が回復するものと予想した。
・19/8期以降の営業利益の回復は、18/8期の物流再構築や人員体制の強化の成否にかかっており、引き続きその進捗に留意したい。

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