概要(レポートから抜粋)
◆事業内容
・海帆(かいはん、以下、同社)グループは、同社と連結子会社1社で構成されており、飲食事業と鮮魚等の卸売事業を手掛けている。主力は飲食事業である。
・飲食事業では、居酒屋を中心に多業態を展開しており、主力業態は「なつかし処昭和食堂」である。18年3月末の店舗数は、関東地区1店舗、東海地区85店舗、関西地区6店舗、九州地区9店舗の合計101店舗で、地盤である愛知県内の店舗が55店舗と過半数を占めている。
◆18年3月期決算の概要
・18/3期の売上高は前期比7.9%減の5,840百万円となり、6百万円の営業損失となった。既存店売上高の低迷と不採算店の閉鎖により減収となった。食材仕入れ原価の低減や広告費の抑制を進めたものの、減収分を吸収できず営業損失を計上した。
◆19年3月期の業績予想
・19/3期の会社計画は、売上高が前期比0.9%減の5,787百万円、営業利益が101百万円と黒字化を見込んでいる。新規出店 は5店を計画しており、物件獲得は順調に進んでいる。
・証券リサーチセンターでは 、同社の18/3期下期の業績に鑑み、19/3期は黒字化すると見込むが、会社計画は若干下回る水準を予想している。
◆事業戦略と中期業績見通し
・同社は事業戦略として、既存店舗の収益力強化を図ると同時に、着実な新規出店を進めることを掲げている。今期は不採算店の閉鎖を継続すると同時に、東海地区を中心に新規出店を進める考えである。
・当センターでは、同社の店舗分布を考慮すれば出店余地は残されていると見ている。既存店売上高を回復させ、低水準にある収益力の回復を図ることが当面の課題であると考えている。
・海帆(かいはん、以下、同社)グループは、同社と連結子会社1社で構成されており、飲食事業と鮮魚等の卸売事業を手掛けている。主力は飲食事業である。
・飲食事業では、居酒屋を中心に多業態を展開しており、主力業態は「なつかし処昭和食堂」である。18年3月末の店舗数は、関東地区1店舗、東海地区85店舗、関西地区6店舗、九州地区9店舗の合計101店舗で、地盤である愛知県内の店舗が55店舗と過半数を占めている。
◆18年3月期決算の概要
・18/3期の売上高は前期比7.9%減の5,840百万円となり、6百万円の営業損失となった。既存店売上高の低迷と不採算店の閉鎖により減収となった。食材仕入れ原価の低減や広告費の抑制を進めたものの、減収分を吸収できず営業損失を計上した。
◆19年3月期の業績予想
・19/3期の会社計画は、売上高が前期比0.9%減の5,787百万円、営業利益が101百万円と黒字化を見込んでいる。新規出店 は5店を計画しており、物件獲得は順調に進んでいる。
・証券リサーチセンターでは 、同社の18/3期下期の業績に鑑み、19/3期は黒字化すると見込むが、会社計画は若干下回る水準を予想している。
◆事業戦略と中期業績見通し
・同社は事業戦略として、既存店舗の収益力強化を図ると同時に、着実な新規出店を進めることを掲げている。今期は不採算店の閉鎖を継続すると同時に、東海地区を中心に新規出店を進める考えである。
・当センターでは、同社の店舗分布を考慮すれば出店余地は残されていると見ている。既存店売上高を回復させ、低水準にある収益力の回復を図ることが当面の課題であると考えている。