9561 東証グロース(サービス業)
グラッドキューブ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
独自のサイト解析ツールによるマーケティング施策を提供
グラッドキューブ(以下、同社)は、インターネットを活用して事業の拡大を目指す企業を対象に、自社開発したサイト解析ツールであるSiTest(サイテスト)により包括的なデジタルマーケティング施策を提供するSaaS事業、インターネット上の広告運用代行などを行うマーケティングソリューション事業を展開している。
また、スポーツや競馬のAI予想解析メディアを大手メディアや生活者向けに運営しているSPAIA(スパイア)事業を行っている。
同社は「データ×解析の力でSaaS企業として世界中のプラットフォームとなる」を経営ビジョンに掲げている。一見、SaaS事業やマーケティングソリューション事業との関連性が薄い、BtoC事業の色彩の強いSPAIA事業も「データ×解析」というキーワードで括ることが出来る。
21/12期の売上高構成比は、SaaS事業35.5%、マーケティングソリューション事業55.7%、SPAIA事業8.7%であった。
セグメント利益を見ると、SaaS事業とマーケティングソリューション事業は、各セグメントに配分していない一般管理費などの全社費用である調整額が大きい点には注意が必要だが、比較的高い利益率を維持している。一方、SPAIA事業は投資を継続していることから、損失を計上している。
(2022年9月30日時点)