6533 東証プライム(サービス業)
Orchestra Holdings
企業情報
アップデートレポート
- 2019年3月22日 Orchestra Holdings アップデートレポート
- 2018年9月21日 Orchestra Holdings アップデートレポート
- 2018年3月9日 Orchestra Holdings アップデートレポート
ベーシックレポート
事業内容(レポートから抜粋)
運用型広告サービスなどを提供するデジタルマーケティング事業、占いを中心とするネイティブアプリの制作・運用などを行うライフテクノロジー事業を手掛ける
Orchestra Holdings(オーケストラホールディングス、以下、同社)グループは17年7月3日に持株会社体制へ移行した。同社グループは、デジタルマーケティング事業、ライフテクノロジー事業、ソリューション事業を手掛けている。
同社の主要子会社は、持株会社体制への移行に伴い新設されたデジタルアイデンティティ、ライフテクノロジー、投資事業を行うOrchestra Investment、ソフトウェア開発事業などを行うSharing Innovationsなどである。旧デジタルアイデンティティが行っていたデジタルマーケティング事業とライフテクノロジー事業をデジタルアイデンティティとライフテクノロジーが各々継承した。
ソリューション事業は、17年6月に株式会社あゆたを子会社化したことにより17/12期第3四半期から、新たなセグメントとして開示された。尚、あゆたは、18年4月にソフトウェアの開発を行うエス・エス・アヴェニュー(大分県大分市)を子会社化し、7月に両社を統合してSharing Innovationsに社名変更している。
デジタルマーケティング事業は、リスティング広告注1を中心とした運用型広告注2サービス、SEO注3コンサルティングサービス、クリエイティブサービスなどで構成されており、独自の手法であるアイデンティティ設計を用いた企画・運用をしているのが特徴である。デジタルマーケティング事業は18/12期の売上高の85.7%を占めている。
ライフテクノロジー事業は、占いを主要カテゴリーとしたネイティブアプリ注4の企画・制作・開発・運用を行っており、主力アプリは「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」である。
ソリューション事業では、スマートフォンアプリの開発やクラウドの企画・導入・運用までをサポートするクラウドインテグレーションなどを行っている。
(2019年3月22日時点)
沿革(レポートから抜粋)
現代表取締役社長CEOである中村慶郎氏と現代表取締役COOである佐藤亨樹氏が、デジタル分野でのマーケティングを行うことを目的として09年にクリスタライフを設立した。クリスタライフ設立以前は、中村氏は外資系金融機関でM&Aアドバイザリーを中心とした投資銀行業務に従事していた。
佐藤氏は、大手総合広告代理店でアカウントディレクターとしてクライアント企業のマーケティング戦略やブランド戦略の立案及び実行に携わっていた。
設立と同時にデジタルマーケティング事業を開始、10年5月にはSEMコンサルティング事業を譲受し、運用型広告サービス及びSEOコンサルティングサービスを開始した。12年3月にデジタルアイデンティティに商号変更し、同年11月にはライフテクノロジー事業を開始、14年7月には主力アプリである「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」をリリースした。
同社はデジタルマーケティングの分野では後発であったものの、独自のアイデンティティ設計の手法を構築して運用することで、順調に事業を拡大してきた。16年9月に東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場し、17年7月には持株会社体制へ移行すると同時にOrchestra Holdingsに商号変更した。
(2017年9月8日時点)