5587 東証グロース(情報・通信)
インバウンドプラットフォーム
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
外国人向けにWi-Fi端末レンタルや生活サポートサービスを提供
インバウンドプラットフォームは、訪日外国人、在留外国人向けを中心に、Wi-Fi端末レンタルサービスのWi-Fi事業、在留外国人向け生活サポートサービスのライフメディアテック事業、キャンピングカーレンタルのキャンピングカー事業の3つの事業を行っている。
22/9期の売上高構成比は、Wi-Fi事業が62.1%、ライフメディアテック事業が33.9%、キャンピングカー事業が3.5%だった。
Wi-Fi事業では、Japan Wirelessのサービスブランドで訪日外国人向けに国内用Wi-Fi端末のレンタルを、グローバルモバイルのサービスブランドで国内法人向けの国内用Wi-Fi端末レンタルと、海外渡航者向けの海外用Wi-Fi端末のレンタルを行っている。訪日外国人向けでは欧米圏の顧客が多い。
足元の売上構成比は、訪日外国人向けが6割程度、国内法人向けと海外渡航者向けが各々2割程度となっている。国内用Wi-Fi端末レンタルの主な料金プランは、訪日外国人向けが14日間で11,050円、国内法人向けが月額6,000円となっており、訪日外国人向けの単価が高く、収益性も高い。
訪日外国人向けWi-Fi端末レンタルでは、顧客は訪日前にJapan Wirelessのサイトで契約してクレジットカードでの支払いを済ませ、訪日時に空港のカウンターまたは滞在先のホテル等でWi-Fi端末を受け取り、帰国前に同封のレターパックでWi-Fi端末の返却を行う。
Wi-Fi端末は1日当たりの通信量による通信速度の低下がないデータ無制限の端末となっている。顧客は、インバウンドプラットフォームのコールセンターによる英語、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語、ベトナム語の6言語によるカスタマーサポートを受けることができる。
国内法人向けでは、事業法人に加え、官公庁や教育機関での利用が多く、用途もリモートワーク、研修、営業、出張等多岐に亘る。
(2023年9月1日時点)