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5574 東証グロース(情報・通信)

ABEJA

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

AIを活用して顧客のDXを支援するデジタルプラットフォーム事業を手掛ける

ABEJAは、「テクノロジーの力で産業構造を変革する」というミッションを掲げ、自社開発したABEJA Platformを活用して顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを総合的に支援するデジタルプラットフォーム事業を行っている。

ABEJAが開発して18年2月に提供を開始した(ベータ版の提供開始は17年9月)ABEJA Platformは、顧客企業のDXの実行に必要となるデータの生成から収集・加工、AIモデリングまでのプロセスを提供し、継続的・安定的な運用を行うソフトウェア群で、主にGCPやAWSなどのクラウド上で運営されている。

ABEJA Platformは、カメラやセンサーから必要なデータをインプットする①コネクトレイヤー、インプットされたデータの計算処理機能である②コンピューティングレイヤー、セキュリティを保つための加工を行う③セキュリティレイヤー、データ生成・収集・加工などソフトウェアを生成するための技術を格納する④コアレイヤー、汎用的なAIモデルを備えた⑤BaaSレイヤー、ユーザーとの接点になる画面を備えた⑥UI/UXレイヤーで構成されている。

顧客企業は、AIシステム構築に必要なデータをABEJA Platformに蓄積し、コンピューティングリソースやセキュリティを担保した環境のなかで加工などを行うことが可能となる。加工したデータは、BaaSレイヤーに備えているAIモデルを組み合わせることで、属性推定システムや異常検知システム、需要予測システムといったAIシステムを簡便に構築することができる。

ABEJAの売上高は顧客企業のDX推進の仕組みづくりを行うトランスフォーメーション領域、仕組みの運用を行うオペレーション領域に分類されている。24/8期の売上構成比はトランスフォーメーション領域76.1%、オペレーション領域23.9%である。

尚、24/8期のABEJA Platform関連の売上比率は92.2%となった。その他は企業の課題解決に向けたコンサルティングなどによる売上高である。

(2024年12月13日時点)

沿革(レポートから抜粋)

代表取締役CEOである岡田陽介氏は、ITベンチャー企業を経て米国シリコンバレーに滞在し、人工知能の進化を体験した。帰国後にディープラーニングを活かした事業を行うことを目的にABEJAを設立した。

15年10月に小売業界向けにディープラーニングを活用した店舗解析SaaSであるABEJA Dashboard(現ABEJA Insight for Retail)の、18年2月にABEJA Platformの提供を開始した(ベータ版の提供開始は17年9月)。21年4月にSOMPOホールディングス、同年10月にヒューリック(3003東証プライム)と資本業務提携した。

23年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。

尚、社名のABEJAはスペイン語でミツバチという意味である。ミツバチは自然界で様々な植物の媒介役を果たしており、植物の新たな命を生み出し、人間に対しても大切な栄養分を含むハチミツを作り出す。自然界におけるミツバチのように、ABEJAは現在社会で人・情報・テクノロジーを媒介し、社会に対して新たな価値を創出するという想いが込められている。

(2024年6月7日時点)

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