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5132 東証グロース(情報・通信)

pluszero

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

独自の特化型の柔軟なAIであるAEIを活用したサービスの立ち上げを目指す

pluszero(以下、同社)は、AIを中心としてIT、ハードウェアなどのテクノロジーを統合的に活用したソリューションを提供している。

同社の社名である pluszeroにはインドで「0」という概念が生まれたことが数学を大きく発展させたように、全く新しい概念やアイデアを創り出すことによって世の中に革新的変化をもたらすことを目指すという想いが込められている。

同社のソリューン提供事業は、提供形態により、プロジェクト型と22/10期から提供を開始したサービス型に区分されている。22/10期第3四半期累計期間ではプロジェクト型が売上高の98.5%、サービス型が1.5%を占めた。

同社のこれまでのビジネスモデルは、プロジェクト型で獲得した利益を同社が独自に定義した技術であるArtificial Elastic Intelligence(以下、AEI)に関する研究に継続的に投資するというものである。AEIは「柔軟なAI」を意味する同社の造語である。

AEIは第4世代AIの具体的な実装として、同社が独自に開発するAI技術の総称である。AEIは、従来からのAIと極めて実現が難しい次世代の汎用人工知能(AGI=Artificial General Intelligence)との間に位置する概念である特化型人工知能である。

AEIは、特定の領域の課題に限定するかたちで、機械が人間のように意味を理解できる進化形のAIとなることを目指している。特定の領域に限定することで、実現に向けてのハードルを引き下げるという狙いがある。

AEIを含む第4世代のAIは、第3世代AIが抱える、
1)学習に大量の教師データや計算資源が必要
2)学習範囲外の状況に弱く、実世界状況への臨機応変な対応ができない
3)パターン処理は強いが、意味理解・説明等の高次処理が出来ない
といった限界を克服することを目的としている。

21/10期まで同社はAEIの開発に集中していた。22/10期に入り開発に加えて、業務提携先とAEIを活用したサービスの立ち上げを進めており、金額は小さいが、AEIが収益に貢献し始めている。

(2022年11月1日時点)

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