2980 東証プライム(不動産業)
SREホールディングス
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
不動産業界向けを中心に、AI技術・ITと実業ノウハウを組み合わせたプラットフォームサービスやコンサルティングサービスを展開
SREホールディングス(以下、同社)は、ソニー(6758東証一部)が有する人工知能(以下、AI)/ITテクノロジーやヤフーの有する豊富なデータトラフィックを基盤として、
1)不動産事業
2)ITプラットフォーム事業
3)AIソリューション事業
の3つの事業を展開している。
同社は『AI×リアル』ソリューション事業の単一セグメントだが、売上高は上記3事業で区分されており、20/3期第2四半期累計期間(以下、上期)の売上構成比は、不動産事業56.0%、ITプラットフォーム事業33.5%、AIソリューション事業10.6%となっている。
不動産事業では、不動産仲介サービス、及び、スマートホームサービスを展開している。
不動産仲介サービスは、1人の社員が売主、買主の双方を担当せずに、どちらか一方のみを担当し、担当する売主または買主の利益のみを徹底追及する「エージェント制」を採用している点が特徴である。
サービスの展開エリアは主に東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県であり、その中でも特に都心部や県庁所在地等の都市部の物件の売買が多いようである。また19/3期に同社が担当した不動産取引の契約額は、売主を担当した場合が9割を占めており、インターネット経由の顧客が多いようである。
不動産売買成約時の売主または買主からの仲介手数料が同社の売上となる。仲介手数料は売買代金の3%である。
スマートホームサービスでは、ソニーコミュニケーションズ株式会社が提供するスマートホームサービス「MANOMA」を搭載した、主にファンドや法人に販売する収益型不動産「AIFLAT(アイフラット)」の施工・販売を行っている。第1号物件AIFLAT dokanyamaは18年12月に販売を開始し、19年1月に1棟売りにより完売している。
(2019年12月24日時点)